僕がベイmagazineを届けたい理由②
目次
1、一年間理学療法士として働いて感じたこと
2、モヤモヤの中で出会ったベイmagazine
こんにちは。長野県で理学療法士(リハビリ職種)をしている竹中寿史です。
前回ベイmagazineを広めたい理由を書きました。前回記事はこちら。
今回はそのベイmagazineを広めたいと思った理由をもう少し書いていこうと思います。
1、1年間理学療法士として働いて感じたこと
今年一年間回復期の病院で理学療法士として働いて様々な患者さんを見てきました。その中にはもちろんまた家で暮らせるようになって良かった、歩けるようになって良かったと言う人もいました。
しかし、全員が元のような生活を送ることができるわけではないです。後遺症が残り大きく生活を変えないといけない人、家の中はバリアフリーで短い距離だから歩けるけど屋外に歩いて行くのは難しい人など様々です。
その中で特に印象に残っているのは、退院が近づいた患者さんに言われた言葉。
「自分のことが自分でできるようになって嬉しいけど、退院しても楽しみがないな。別に外に出て好きな所に行けるわけじゃないし。」
これは、リハビリをして車イスで日常生活を自立して退院が決まった方がおっしゃってたことです。これを言われる前は、自分としてはここまで自分のことが出来るようになって良かったなと思っていました。でも、これを言われて自分は何も言えなかったんですね。
もちろん日常生活が自立することはその人の為でもあるし、家族の為にもなっているとは思います。それが病院でリハビリを行った事による自分達の価値提供なんです。
でも、それだけじゃ不十分じゃないのか。自分達が行っているリハビリは本当にその人の幸せのためになっているのかなと疑問が残りました。
2、モヤモヤの中で出会ったベイmagazine
そんな風にモヤモヤが残っている中で、ベイmagazineを知りました。自分と同じ理学療法士の人達が集まって「車イスの人でも旅行に行ける」をテーマに旅行雑誌を作っていることを知ったんです。
この雑誌は自分たちのリハビリでは出来なかった
「患者さんの退院後の生活を豊かにすること」
を補ってくれる一つではないかと思いました。だって、旅行が嫌いな人って滅多にいないですよね。ちなみに僕は旅行するのは大好きです。笑
しかも、車イスだから自分はもう旅行なんて行けないと思っている人や長い距離を歩くことは出来ないから旅行に行きたくても家族に迷惑をかけてしまうと思っている人ってかなりの数いると思います。
でも、ベイmagazineを読んで、そう思っている人の思い込みを変えることが出来て、再び旅行を楽しむことが出来たとなれば絶対喜んでくれる人がいると思うんです。
もちろん理学療法士が中心となって作っているので、雑誌を作ることなんか初めての経験だと思います。しかも、普段の仕事もしながら作っている。簡単なことでは決してないはずなんです。めちゃめちゃ大変だと思うんです。
だからこそ僕は勝手に広報をやってます。
そしてネットだけじゃ届かない人に手渡しで届けたいんです。
もしベイmagazineに興味があって試しに見てみたいと言う人がいたら僕に声掛けてください。家族や友人に見せてあげたいと言う人も声かけて下さい。ベイmagazineが完成して届き次第届けに行きます。お願いします。
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