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《ペッツ・ディスペンサー》       ジャン・ミッシェル・バスキア

ママの足元で
砂場のお山に
モンスターのゆめをみた

まだ、幸せという言葉も知らなかった。

ママが遠くへ行ってから
色をつかんで
モンスターのゆめをかたちどる

幸せの曇りは晴れないままだった


最初、見たのは30歳になるか、
ならないかの頃でした。
心にピタリとはまる、
勢いと色遣いと、
そして何よりも音楽性がありました。

バスキアが書き込む言葉も
絵のリズムを醸し出すのに役立っている気がします。

【美術詞】短い言葉でアートを表現

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