《黒い壺のある自画像》 エゴン・シーレ
自意識を、
塗りつける
エゴン・シーレとロバート・メープルソープは
似ているなと思いました。
どちらも性的な欲求に突き動かされたような
強烈な自意識を持っていますし、
また、ともにヌードを捻じ曲げて、
身体の軋みから生じる快楽を
同じように追求しているのではないかと思えるのです。
違いといえば、何か美しいものを見出そうてしている
メープルソープに比べて、
シーレは自意識を
そのまま叩きつけているようなところでしょうか。
【美術詞】短い言葉でアートを表現
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