4年間続けたアルバイトの最終日を終えて
昨日は大学生活の4年間を捧げたと言っても過言ではない、集団塾講師のアルバイトの最終日でした。
最後だからといって特別なことはせず、普段通りのことを淡々とこなし終わりました。
終わってみて思うことは、4年間何かを続けることって人生でそうないのではないかということです。
皆さんは何かを長期間続けた経験はありますか?
自分はこの塾のアルバイトと、小学から高校まで12年間やっていたサッカーくらいです。
つまり、この4年間の継続というのは貴重な体験であり、振り返って今後の糧にしたいと思うわけです。
というわけで振り返っていきます。
まず、なぜこんなにも継続することができたのかです。
それは一重に「結果を出すことができたから」だと思っています。
自分が所属していた集団塾は、様々な指標から講師の中でのランクが定期的に提示されます。そのランクにおいて、それなりの結果を残すことができたことが継続するに至った要因だと考えます。
逆にいうと、明確な結果が示されなければ自分はモチベーションを失ってしまうのかもしれません。
あとは単純に、周りの人たちが尊敬できる面をもっていたことが挙げられます。特に社員の方々からは、学ぶことが多かったと思います。
次に、4年間で印象深いことは何か。これは年数ごとに考えたいと思います。
1年目は、生徒アンケートが向上したこと。
はじめは受け入れてくれなかった生徒が、授業力や関係性の向上とともに支持してくれるようになったことを実感したときは、非常に嬉しかったです。
2年目は、はじめて受験生を担当したこと。
高校受験という人生の分岐点をサポートし、生徒や保護者からあいさつをしてもらったときは、責任に伴う達成感があることを感じました。
良いことも反省すべきところも、印象深いことが多々ありました。
3年目は、大ベテランの先生に成績面で褒めてもらえたこと。
その先生は褒めるようなことを滅多にしない人だったのですが、そのような人から褒めてもらったとき、これまで頑張ってきて良かったと思えました。
4年目は、最上位クラスを担当したこと。
正直、4年目が一番きつかったです。ベテランの先生がいなくなり、科目のトップが自分になったこともあり、より一層の責任感を感じました。当時は不満に思う気持ちもありましたが、今ではその気持ちを経験して良かったと感じています。
何事もまずやってみることが大事なのかなとも思います。
最後に何を学ぶことができたか。
これは、「学ぶことの基準」です。
集団の塾講師ということもあり、自分よりも1ランク、2ランクも学歴の高い人たちが同じ講師として働いていましたが、「学ぶ」基準が非常に高い。
「勉強した」の意味が人によってこうも違うのかと、悲しくなりました。
ただ、それを20代前半で知ることができたのは良かったです。
自分は、何か達成したいことがあるときに自身の立ち位置を認識することを恐れる傾向がありました。
しかし、今は立ち位置を知ることこそ大事だと思います。
立ち位置を把握していなければ、これからどのような対策をとるべきかがわからなくなってしまうためです。
長々と書きましたが、とにかく後悔や反省もありますが、実りある4年間のアルバイト生活だったと思います。
この経験を、これから活かすことができるか。無意識に活かせることができたらと思います。
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