人を活かすということ〜リーダーシップのリーダーシップ〜
こんなご時世ですけども、会社の方と呑んで話題になったのが、「組織」の話。
うちは、3月決算なので、来期どうする?
で経営陣はバタバタしてる。
微力ながら、執行役員をしてる私もそうだ。
とはいえ、ここ数ヶ月、入社3年前後の社員が毎月退職するという状況の中で、入社10年のメンバーが私を含め複数いるんだけど、辞めてる人少ないよねという話になった。
たしかに。。
この差ってなんだろうって、思った時に浮かんだのが、塾時代を思い出した。
塾時代は個性のかたまりにあふれてた
前職は、塾で教室長をしていた。
憧れの先生に憧れつづけて、塾に入社した、ある種の夢子だったかもしれないけど、それはそれで面白かった。
最初の配属先の感じた雰囲気は、とても寒い雰囲気だった。
生徒が少なかったという影響もあるし、静かな雰囲気。
バイト講師として所属していた教室が個性豊かな仲間と病んでて手が震えてる教室長となかなか濃い現場だったから、もはやギャップが凄かったんだと思う
それでも生徒も先生もあったかくていいなぁと思ってた。
私が何故塾にこだわってたのかと思うと、
ある種の「居場所」を作りたかったんだと思う
居場所?
塾という場所は、家でも、学校でもない
学ぶだけでない、自分を出せる場所だと考えてる
これは、今でも思ってたりする(塾の先生の在り方にもよるけど)
だからこそ、社員になったとき、通いたいなぁという場所を作りたかったんじゃないかと思っている
その結果、ポジティブに捉えると本当に、
先生や生徒に恵まれ、助けてもらったなぁって今でも思う
特に、私が教室長の時は、東日本大震災があって、
その日、当時講師だった先生が来てくれたり、バイト面接できてくれた先生が動いてくれたりしたことが今でも脳裏に焼き付いている
他にもリーダー講師をしてくれた先生が率先してアイデアを出して、他の講師を引っ張ってくれたこと出来事も覚えている
私の頼りなさもきっとあったと思うけど、バイト時代も含めて、それぞれの個性を発揮させる環境って大事だなぁと改めて感じた。
じゃあ会社はどうなの?
さて、会社に話を戻すと、
おそらくそれぞれの個性を活かしきれてないのだろうとふと思った。
変な管理意識が彼女ら彼らを抑えてしまってるのかもしれないし、
変な政治的な感じがおかしくさせてるのかもしれない
となると、
人をインフルエンスすること
イニシアチブを取ること
の大切さを改めて感じる。
私の会社の場合、お金じゃない何かも働くモチベーションになってる気がするので、
その人自身を活かすこと
その人がチャレンジしやすい環境を作ること
が大事なのかもしれない。
リーダーシップ論が語られるけど、
シェアードリーダーシップやある種の組織論はもちろん大事だと思うが、表層的なのかも知れない
今日思ったのは、リーダーシップのリーダーシップ。
リーダーシップとっている人の目線よりも上の目線から俯瞰して人や組織見て、動くこと、提案することがスキルや経験を身につけたら必要になるのではないかと感じた。
ここまでできたら、人たらしなのかもなーんて、思うけど、
この会社を選んでくれてる以上、辞めたとしても次に活かしてもらえたらなぁって思う。
そんな姉目線を持ってしまう、日曜日の夜なのであった
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