菅首相コロナ3段論法 GoTo肝入り・対策はマスク会食だけ→コロナ拡大の元凶?人災?
ここ数日感染者が急激に増加、冬場に向け心配は募るばかり。
こうした中で、各都道府県知事等それぞれの対策を公開されておられますが、まあマスク会食が共通項でしょうか。
驚いたのは先日の報道番組での黒岩神奈川県知事のコメントです。内容もさることながら、マスク会食は御自身の発案のようで会食人数は根拠がないと、取り憑かれたかのように一気に発言、マスク会食を徹底すれば大丈夫と。これには番組スタッフも困惑の表情も。また、他の番組でしたか県で作成したマスク会食のビデオも紹介されていました。今までやってこられたならもう少し効果もあっていいのでしょうが、そのやり方が不徹底だったということでしょうか。
小池東京都知事も相変わらず。今度は5つの小。少人数で小1時間等々。西村大臣も相変わらず、にこにこ穏やかに。
田村厚労大臣忘れてました。あれだけ就任前はマスコミで正論をお話しされていたのにと思い出しました。本来中心となるポジションなのでしょうが。
菅首相も昨日のニュースでは対策としてマスク会食を言われ、ご自身もこれから徹底していきますと。同じ神奈川県、黒岩知事から伝授?。
今一度、菅首相にはお願いしたい。ご就任の際、コロナ対策を1番の仕事として掲げてた筈です。コロナ対策とは経済対策オンリーで感染拡大はむしろ二の次、一定の重症者・死者はやむなしとのお考え?。
GoToキャンペーンは菅首相の肝入りで、誰も口を出せない。GoToを前提にした対策しか発言出来ない。コロナ感染拡大の責任、元凶は菅首相にある。こうしたことも言われ始めております。
GoToトラベル等楽しみにされる方も多いでしょう。その一方でアンケート調査では否定的な回答の方が多いという状況です。気分と理性的な判断で乖離があるのでしょう。また、はっきりと反対を表明の方も増えています。
菅首相には政策判断の中でこうした状況をよくお考えいただきたい。また、医療従事者の気持ちも本当によく考えて下さい。おぼっちゃま首脳とは違い、人情がよく理解できる菅首相と思っています。
たまには浮かれも結構と言っても、そのために医療従事者は肉体的にも精神的にも疲れを増し、医療崩壊の心配もせざるを得ないえません。他人(ひと)が楽しんでその中で自分たちは、そのために自分たちは。と考えるのは当然のことではないでしょうか。私たちもこの点に思いを馳せる必要があるでしょう。
この際は一旦、GoToを停止し、様子を見てみるとの選択肢があるのではないでしょうか。冬場に向け、またクリスマス・正月とこの間の1年の最後のイベントを迎えようとしているこの時期に、本当に有効な手段を講じて頂きたいものと存じます。
学術会議問題、コロナ対策、どうも印象の良かったスタートの割には最近の状況はあまり芳しくありません。庶民のための施策を是非とも早く実現いただきますよう、そのためにはまずコロナを抑えるべく取り組んでいただきますよう宜しくお願いいたします。
外野席から解散を求める声が出てくるのが心配です。