今、求められるマーケティング戦略&施策(前編)
【概要】
リモートワークが必須と言える状況になる中で、法人営業組織、マーケティング組織はいかにして生産的な活動を続けられるのか?
展示会などのイベントが軒並み中止となる中で、マーケティングは何を考え、どのようなアクションを起こすべきなのか?
アドビシステムズで営業とマーケティングを統括する祖谷様、キーエンスにて新規事業のマーケティングや営業戦略を担う柘植様に、FORCASのユーザベースのマーケティングを統括する酒居様も加わり、有事において何を議論し、実際にマーケティングの戦略や施策をどのように変えたのかを議論した。
現在のマーケティング・営業活動について
課題オンラインでは、オフラインと比べて効果が最大化できないといった固定観念が存在するとのこと。(セミナー、商談等)
具体的には…
・マーケティング
まず、オフラインセミナーとオンラインセミナーは、別物で考えなければいけない。オンラインセミナーでは、参加者の聞き方や参加の目的が様々であるので、ラジオ感覚でトークをする必要がある。
・営業
IS(インサイドセールス)とマーケティングの連携強化が重要であり、集めた情報をどのように活かせるかが鍵となる。
FORCAS:ここで皆さんはどのような取り組みをされているのかお聞きできればと思います。拓殖さんと祖谷さんいかがですか?
柘植さん(株式会社キーエンス):変化に対応すべく、より多くの情報を集め、営業現場では様々なチャレンジを行なっています。
祖谷さん(アドビ システムズ株式会社):社内外でのコミュニケーションを重要視しています。また、営業では目に見えない出血(営業電話によるイメージダウンなど)をどれだけ無くせるか意識した方がいいですね。
まとめとして、リモートワークが必須と言える状況では、以前とは違った手法や情報を集め、いかに適応していくのかが求められる。