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大手ヨガスタジオでトップインストラクターになるまで Episode.2 -実績と評価-

インストラクターとして仕事をし始めてから、いろんなクラスを担当するようになった。エクササイズクラスは初級、上級があったり、バレエ、バランスボールトレーニングやピラティス、もちろんヨガのクラスも。

どのクラスも大好きだったけど、その中でもフラダンスのクラスは今のわたしを作るルーツだったなと思う。

当時、映画フラガールが上映されたりでハワイ関連のものやフラを身近に感じるようになっていたしね。小さい頃から家族旅行でハワイに行き、サマースクールでフラのクラスを受けていたから、どこか縁を感じていたの。

クラスを持つようになり、発表会もあったりと会社の中でも大きい行事として成り立っていたことや、途中から独学でハワイ語の歌詞を和訳し、振り付け、教える。自分なりのフラが完成されはじめていて、すごく楽しかった。

でも”流行り”というスピードは状況をどんどん変えていくから、クラスの開催数も減っていき、力不足と自分自身の考えが変わりゆく中で、クラスを継続させる気持ちをずっと持ち続けるのは難しくなっていた。当時、フラのクラスを受け続けてくれてたみんなには本当に感謝してるんだ。

臨機応変にクリエイティブにクラスの行き先を考える能力がグンと上がった気がした。

その頃くらいに、会社ではインストラクターを会員さんが点数評価するというシステムがはじまったの

初めは5点評価で、まるでぐ○るナビの感覚。

半年間隔で評価を聞き、点数を上げるためには。と考え実行し、次の評価で上がれば成功、下がれば何がダメだったか反省点探し。

そのうち全体の平均値が上がったため、より向上意欲を上げるためにと10点評価が導入された。会社は量より質の時代だと掲げていたかな。

その時代の最初の方は、質向上のために特別学科を受けさせてもらった。有料でやるべきだろうと思うくらい素晴らしい授業だった。解剖学、哲学、クラスを作るためのノウハウ。これってみんなが200時間かけて資格取得するやつやん!って。まだSNSが普及される前だったかな、今よりも情報を自分から取りに行くことが多かったと思う。

さて、10点評価はというと、毎レッスン後に会員さんへアンケートが届き、聞かれた項目を0-10点で評価していくシステム。

気持ちよく呼吸の誘導ができていたか、1回でもインストラクターからアジャストされたか、また受けたいか...ets

また内容は変わっているかもしれないけど、こんな感じだったかな。で、最後にコメント。このコメントが本当にわたしの心支えてくれていたし、逆に精神を削られもした。

それまでもわたしの態度についてのクレームはたくさんもらってきた。前にも書いたけど、自他ともに認める問題児だったと思う笑 よくクビにならなかったなと思うし、わたしを見捨てずに最後まで見守っていてくれたメンバーや上司には本当に感謝しかない。

ここまで心が強くなったのは、みんなからのお叱りの言葉があったから

episode3. へ続く




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