本当の自分は何がしたい人?
【人生はX×Y】
人生 = X × Y で作られている。
いきなり数学の話かよ?と
ツッコミを入れたくなる話ですが
人生はXと呼ばれるイベント達と、
Yと呼ばれるイベントで構成され、
X : 成功、得、嬉、喜、幸という出来事
Y : 失敗、損、悲、鈍重、辛という出来事
が合わさって出来ているということ。
過去に一番嬉しい!って感じたこと
過去に一番最高に喜びを感じたこと
って、みなさんは一体何でしょうか?
その出来事を思い出してください。
感動するほどの最高の喜びについて
感じた出来事の手前には100%確率で
苦しい、辛い、数々の失敗、努力や、
頑張った!と言える体験がありますね。
【最高の喜びイベント】
涙が流れるくらい感動して、
涙が流れるくらい頑張って、
涙が流れるくらい努力して、
涙が流れるくらい喜んだこと。
よっしゃー!!!!!
と大声で叫びたくなる出来事。
何をやっても笑顔が消えない。
歓びの泉が涌き出て、溢れ出し
喜びの感情が爆発した出来事。
※ 5000m走の自己新を8年ぶり更新した瞬間
【人生のXイベント】
人生を振り返れば…
最初に思い出すのは
2009年2月のXイベント
① 高校受験の合格発表
中学3年というプレッシャーと
人生初めての受験勉強を乗り越え
神戸市立科学技術高校に推薦入試で
合格した時の喜びは忘れられません。
それから、よっしゃー!と
叫ぶほどの感動があったのは
2011年10月
② 陸上競技5000m走にて
15分39秒の自己新(当時)で
走り切ることができた事。
2015年11月
③ 神戸マラソンで初めて
サブ2:40を達成した事。
2016年11月
④ 鉄人レース・アイアンマンに
挑戦するも完走できず失敗した
1週間後に走った神戸マラソンを
サブ3 で完走することができた事。
フルマラソンは完走が当たり前で
完走しても感動が薄れてきていた頃
鉄人レース・アイアンマンを通じて、
完走は当たり前のことではない!と知り
完走できたことに対して喜びが爆発した。
2018年6月
⑤ 五島長崎ロングトライアスロン大会
(バラモンキング) 兼 ロングディスタンス
日本代表選考会レースに出場し完走した事。
鉄人レース・アイアンマンと同じ距離の大会で
完走できなかった過去の失敗が心に残り続け、
スイム4.0km + バイク180.2km + ラン42.2km
という距離に対して恐怖心を抱いていた当時。
その恐怖心を乗り越えられたことが嬉しかった。
※ 2018年バラモンキング完走直後
【感動した出来事の手前を見る】
どのXイベントにおいても手前には
精一杯の努力と、限界への挑戦がある。
苦難を感じたり、試練を感じる瞬間があり
自らの意思で、自分自身を追い込んでいる。
心身共にプレッシャーというのか、
ストレスがあり、我慢していたり。
人生のYイベントを経験している。
上記の他にも感動をしていたり、
喜びを感じたり、楽しい!という
気持ちになることは当然ありますが
涙が流れるくらい喜ぶイベントって
言われると… それ相当の努力があり
自分自身の中で「頑張った自分!」と
自分の努力を自分で認めてあげられる
状態になるまで頑張ってる自分がいる。
【人生のYイベントに挑む】
誰しも人生のYイベントに挑むのは
辛いし、苦しいし、嫌な気持ちもあるし
できれば経験したくない出来事かな?と
思います。逃げたい気持ちが出てきます。
これまでの人生のXイベントについて
見直し、点検し、未来を見つめた時、
これからの人生をより良く生きるには
目の前にあるYイベントに挑んでいく!
という必要性があることに気付きます。
これは自由に生きたい!
自由になりたい!と思うなら
ある意味で不自由な選択を選び
あえて苦難にチャレンジすることが
大事であり、決して逃げることなく、
チャレンジ/挑戦を続けていけよ!と
未来の自分からの伝達かもしれません。
【怠惰に逃げる私たち】
しかしながら、言葉では理解しても
心では理解したくない事実だから、
見て見ぬフリをしてしまいがちです。
自分を正当化したり、
「自分は悪くない。」
「自分は既に頑張ってる。」
という つぶやき を発することで
人生のYイベントが発生することを
周りの環境や人の責任としてしまい
自分自身は何も変わらない選択肢を
選んでしまうのが人間かなと思います。
苦難にチャレンジをする!には
"嫌" "苦手" という感情に挑むこと。
人によっては"面倒" "自分には無理"
と問題を先延ばしにしているかも。
"嫌" "苦手" "面倒" "自分には無理"…
という感情に挑む!というのは、
相当の覚悟とエネルギーが必要で
行動をすれば、"楽" な出来事より
多くのエネルギーを発するために
ちょっと行動しただけで疲れます。
心身共に疲弊しやすくなりがちです。
すぐ自分にご褒美を与えたくなります。
※ 頑張った!という感情の後には
スイーツを食べたくなりますよね。
またはビールやタバコという人も、
みなさんの中にはいるかもしれません。
【どんな夢に挑んでますか?】
人生はドラマ。脚本は自分自身。
主人公も自分自身だと表現する
人達もいます。どんな起承転結で
人生というドラマを作っていくのか。
叶えたい夢はなんですか?
1人1人、生まれてくるのには
理由があり、やるべき使命があり、
1人1人に役割が存在しているそうです。
人生の使命に気付いている人は少なく、
まだ人生の意味を探している旅人達が
数多く存在し、自分が生きてる意味を
考える余裕なく、毎日のカオスに追われ
人生を激動していることがあるそうです。
みなさんはどうでしょうか?
なので現実に追われるがあまりに
夢を見ることも、夢を追うことも
忘れてしまいがちなのが現代社会。
※ 僕はウルトラマンになる!という夢を
決して忘れませんし、なってみせます。
【夢がないあなたへ】
最近の若者は夢がない。
エネルギッシュさに欠ける。
と言われる場面があります。
松岡修造さんのような人物に
「元気出そうぜ!全力で挑もうぜ!」
と声を掛けられても首をかしげる。
ピン!と来ない、心に刺さらない。
そんな感覚がある方々に贈ります。
そう感じる理由は、まだあなた自身が、
人生の使命が見つかってない旅人だから。
それは叶えたい夢と出逢っていないから。
それは人生のYイベントに挑戦してないから。
叶えたい夢と出逢うためのヒントは
過去振り返り、人生のXイベントを探し
見つめて、どんなことを、どんな風に、
どんな感じで最高!と感じたのか列挙し
これが好き!これはやってみたいかも!
という仮説を作ることから始まります。
過去に感じた感情をヒントにして
仮説を作り、未来をイメージして
今、何をするか考えていきましょう!
そして「紙に書き出す」その紙を見て
エネルギーを無邪気に感じる事があれば、
いつ、どこでやるのか具体的に計画します。
何度も何度も見直し点検して
着火する材料と着火材と出逢うまで
繰り返し、繰り返し、魂が震えるまで。
「そうや!本当の自分と出逢えた。
自分は○○がやりたかったんや!」
心の奥深くまでズキュン!と刺さる
出来事と出逢うまで繰り返しましょう。
きっと叶えたい夢と
出逢えることでしょう。
【夢に挑む今日1日】
周りの環境や、他人を変えたくても、
変えることができないのが世の中です。
いくら転職しても、付き合う人を変えても
自分自身の思考と行動、根本に眠る心が
変わらなければ、似た状況や人と出逢い、
また転職や、付き合う人を変えてしまう。
変えることができるのは自分自身だけ。
夢を叶える、または夢と出逢う為に
行動ができるのは、今という時間だけ。
過去からヒントを貰ったとしても、
理想の未来像を考え続けていても、
「今」という時間軸で行動しなければ
事態は何も変わらないことを知ること。
だからこそ、今という時間軸を大切に
今だからこそ、できることに一生懸命に
今だからこそ、できることに全力尽くし
後悔しないと思えるレベルまで頑張る。
頑張り尽くす。自分の夢を叶える為に。
【最後に】
もう一度。あなたに聞きます。
本当の自分は何がしたい人ですか?
鉄人☆松井一矢