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赤ちゃんだって、言葉にすればわかる
息子が1歳を迎えた、夏から近所にあるスイミングスクールへ通い、ベビークラスで一緒に泳いでいます。
泳いでいますといっても、まだ1歳。
飛び込めるわけでも、ましてや水に顔をつけられるわけでもない状態ですが、共働きで平日は保育園に預けているので、親子ともども、できるだけリズムよい生活と、一緒にいられない時間をしっかりと埋め合わしておきたいと思い、入会しました。
入会前にお試し会があるのですが、そこはよくあるやつで、「今日入会すれば、入会料無料!」の説明に踊らされ、息子の反応は無視して入会。
というのも、お試し会ではインストラクターの先生が、手厚く付き添ってくれるのですが、45分間ずっと泣きっぱなしで、こんなに力があったのかと、思わせるほど抱きつかれました。
泣き崩れる息子をあやしていると、大ボスの先生が、優しく息子に声を掛けながらも、真剣な目で「お父さんもっとお話ししてあげながら、プールに入ってあげてください。抱いているだけでなくこれから何をやるのか説明してあげてください」と。
なんだか初めて育児のことを人から教えてもらい、そりゃそうかと痛感しました。最近読んだ本にも子どもに対して、「なんでも説明する、させる」これが子育ての秘訣だと書いてあったのを思い出しました。
病院で予防接種を受ける時も「今から何をするのか、なぜしなければならないのか」を母親がきちんと説明していると、注射をされても我慢する子が多いのだとか。
スイミングの先生も本当に同じようなことを言っていました。
言葉の通じない赤ちゃんだからといって説明しても仕方がないと思い込んでいる自分が恥ずかしくなりました。
2回目のスイミングからは、入水前にこれからプールに入ること、入ったら冷たいよとお話をしながらゆっくりと息子の行動に合わせてやってみました。
その日はもう面白いように水の中ではしゃぎ、潜ると怖くて抱きつくものの、大泣きするようなことがなくなったのです。
それからは家でも注意するのではなく、説明するように声をかけるようにしています。
おむつ替えを嫌がって逃げ回ったり、食事の時に飽きて食べ物で遊んだりと育児あるあるのオンパレードの時も、イライラして怒るママを尻目に、このコツを知っている私は、ゆっくり説明してやり、ママの言うことよりも聞いてくれることもしばしば。