驚くほど表現が変わる!和声感をだすための3つの実践的な方法【譜例付き解説動画あり】
レッスンやコンクールで「和声を感じて演奏しましょう」と指摘されることってありませんか?
クラシック音楽から現代のポップスに至るまで「和声(コード)」は音楽の色彩や雰囲気、流れを作っているとても大切なもの。
なので和声感を出して演奏することはメロディーを歌う事と並んで…いやその土台となるものなので最も重要だと言えます。
この「和声感」は、ちゃんと理解して適切に表現できると驚くほど演奏が表情豊かに変化します。
しかし「和声」と指摘されても、なんとなく知っているけれど実際にどのように演奏したら「和声感」を表現できるのか分からなくて悩んではいませんか?
「和声」ときくと難しい理論を勉強しないといけないのかな…と構えてしまいますよね。
出来ることなら基本的な和声の知識はないよりはあった方がよいですが、いきなりハードルを上げて、やっぱりようわからん。。と敬遠してしまっては本末転倒です。
和声の表現はまず
何をしたら和声感を表現しているように聴こえる演奏になるのか
これを分かるようになると良いでしょう。そして感覚が分かってくると勉強しようかなという気持ちにもなってくると思います。
この記事ではコレを押さえたら和声感が出せるという3つのポイントをYouTube動画でお話した「和声感をだすための3つのコツ」の内容をさらに具体的に譜例をもとにした動画と共に解説していきます。
※例題曲:モーツァルト ピアノソナタ Kv330 ハ長調より(動画内譜例あり)
和声感をだすための3つのポイント
和声の表現方法は色々ありますがここでは3つにしぼって解説していきます。和声感が伝わるように演奏をするには最低この3つの表現が必要になってきます。
終止形を表現する
転調を表現する
借用和音を表現する
1.終止形を表現する
終止形はまずこの基本的な4つを把握しておきましょう
半終止
完全終止
偽終止
変格終止
それぞれの終止をキャラクターに合った表現をしていきます
以下が各終止の表現の一例です
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