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コロナのおかげで:なにがいいのか中島美嘉
タイトル画像は、
「LIVE IS "REAL"2013 ~THE LETTER あなたに伝えたくて」
のDVDパンフレットより
中島美嘉の曲は、ほとんど全アルバム、舞台DVD、ミュージックビデオ買い込んで聴いてきたが、著作権の関係でなかなか、こういうところで自分がいいと思う曲のフルコーラスが紹介できなかった。
他の分野でも同じ傾向だと思うのだけれど、新型コロナの流行でほとんどの人が、家にこもることになり、ミュージシャンも舞台仕事ができなくなり、ユーチューブとかで、積極的にオフィシャルにアプロードしたり、他の人が紹介したりするのも寛容になったと思う。
「海中を漂う音楽」で紹介した「レジェンド」もその一つだが、その記事を書きながら、またユーチューブをあさってたら、いくつか、いままでアプロードされていなかった中島美嘉の原曲を見つけた。(ショートバージョンとか、他の人のカバーとかはあったのだが、ファンとしてはやはり本人でないと・・・
桜色舞うころ
最近、あまり音楽番組で聴かなくなったような気がしますが、桜の季節の名曲です。桜の歌ではなく、桜の季節です。
去年までは、ショートバージョンしかなく、凄くもどかしかった。もちろん僕はミュージックビデオクリップ集で見てるんだけど、人に紹介するには、最後のシーンまで見てもらわないと伝わらない。
ミュージックビデオのフルバージョンを通してみると、映像のイメージがあって、より時の流れを感じる歌詞なんだ、と感心する。
朧月夜~祈り
日本の抒情歌をこういう形で昇華できるのは凄い、の一言。日本的な情景の中に、大陸的な時の流れを感じさせられる。
葉加瀬太郎編曲、後半の「祈り」は、中島美嘉作詞
この曲も、去年までは本人の歌唱では、アプロードされていなかった。
ステージ映像
僕が一番フラストレーションを感じるのは、美嘉のステージ映像がオフィシャルに公開されていないことだ。
この記事を書きながら、彼女のオフィシャルサイトを見てみると、ステージのダイジェスト版が最近公開されているが、うーーーーーん。いまいち。
というのは、彼女の舞台は(見に行きたかったが実現せず。中年を超えた親父が若い世代にぽつんと一人、という抵抗があったのは確か。あとで、私のような世代も結構見に行ってて、広い世代に受け入れられているようです。ということで、DVDの舞台映像しか見ていないのですが)バレリーナとジャズダンサーがほぼ必ず2名ずつ、他にラップ的なクロスオーバーダンスをする人がいて、バックステージのコメントなどを聴いていると、振付師の指示があっての演出というより、ダンサーが自分たちの考えで曲想に合わせて踊っているようで、それがなかなかいい雰囲気を醸し出していて、簡素な舞台装置ですごくインプレッシブな世界観を演出をしている。
ダイジェスト版では、そのあたりは伝わらない。
なので、わざわざステージ映像を購入してもらわないと、私の感慨は伝わらない、というのが去年までだった。(まー、感性が合わなければ、どちらにしても伝わらないのですが・・・)
ところが、2011年の「The Only Star TOUR LIve」映像が公開されているんですよ。3年前になってる。気が付かなかった。
彼女は基本的に、すごく様々な優秀なミュージシャンから楽曲の提供を受けていて、音楽の幅を感じさせる。