躁期に入りかけの自分が今だから書ける詩のようなもの

いつも始まりは
言い知れぬ胸苦しさ
見える景色は
全て何も与えてはくれなくなる
音楽も絵画も何もかもが
心に入らない
そんな心を弄って
言葉を絞り出す
見つからない
どこにも無い
書きたいんだ
今の自分だから書けるものを
書きたいんだ
搾り出そうと心に爪を立てる
出てくるのは不恰好な涙だけ
表情も無くなって
言葉も知らない子供のように黙り込む
もうダメなのか
今だから書ける言葉があるはずなんだ
同じような心の辛さを持つ人へ
同じような涙を流してる人へ
差し伸べたいんだ
この手を
一人じゃ無いって
俺も居るって
だから言葉を探す
心の中にある
今しかない言葉

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