【詩のようなもの】友達のまま
まるで遊び疲れた子供のようなあどけない寝顔
傍で眺めながら酒臭い息を吐く俺は
汚れたシャツを脱いで外を眺める
窓の外は星も見えないネオン街
お前には何も望まない
ただ友達のままでいてくれたら
少しは生きる価値を見つけられそうな気がする
些細なことで人を傷つけ
悪夢から逃げ回る日々
ここでお前と終わらせることができたら
それは叶わない願いなのは知っている
それは叶えてはいけない願いなのも
だから友達のまま
もう少しそばにいてほしい
命にわずかな火が灯るまで
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