信じてみよう

募金をした
ウクライナ支援
テレビの向こう側のこと
海の向こうのこと
はるか遠くのこと

だけど何もしない事に
嫌気がさした
出来る事をした

中学生が募金をお願いしていた
大きな声と手作りの募金箱
それより何より
この戦争が当たり前のように
感じ始めた自分の心に嫌気がさした
財布の中の有金を募金箱に入れて
ありがとうがんばってくださいと言って
彼らに頭を下げた
こんな事で心がまともになるとは思わない
それでも今この時も
多くの人が悲しみに泣き
苦しみの中生きている事を
忘れないために
小さなことでも何か始めてみれば
何かが変わると信じたくなった
そして今
これを書いている
たわいもない詩のようなものを
だけど何か信じてみたいから
だけど人を信じてみたいから

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