時間は止まる
疲れたよ。。。
もう歩けない
歩きたくない!
出来ないよ!
分からない!
誰かやるよ。。
俺には無理だよ
「素直なんだな」
誰だ?
「とりあえず疲れたんなら
歩くのやめて座れよ」
。。。
「大丈夫だよ」
何が⁈何が大丈夫なんだよ!
「時間は止まってる
その間は休めば良い」
はぁ?時間?止めた?
「そうだよ
今は時は動いてはいない
休み時間が動いてるだけ」
ふふっ
結局は時間は動いてるんじゃないか。。
ばかばかしい
「でも
今キミは動かず
歩かず
何もしていない
キミの時間は止まったままだよ」
「動かしたいなら
ま歩けば良い
動けば良い
少しは休めたろ?」
後ろから声は聞こえていた
振り向くと俺がいた
「褒められて伸びるタイプなんだろ?
だったらせめて自分で自分を褒めてあげなよ」
そう言うと自分は振り返り
歩いてきた道を戻っていった
俺はその場にしゃがみ込んだ
もう少しだけ時間を止めた
。。。
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