画像をSVGに変換するツール「SvgConverter」

■このツールの特徴

・画像をSVGに変換するツールです。
・輪郭線のみならず、塗り面を変換することができます。
・パラメータを細かく設定できるので、精度が高い。
・フォルダ内の複数枚の画像を、まとめて処理することができます。

■更新履歴

2024年10月26日 
 ・ver.1.0リリース。

2024年10月27日 
 ・ver.1.1リリース。( まとめて変換、パラメータ設定を追加。)

新しくなった「SvcConverter1.1」の画面。(1)
新しくなった「SvcConverter1.1」の画面。(2)


ダウンロードされる方はこちら。↓


パラメータの説明


1. フィルタ処理

・「ガウシアン・ブラー
 ⋯元画像をぼかしてノイズを低減する。

・「メディアン・ブラー
 ⋯元画像をぼかしてノイズを低減する。

・「カーネルサイズ」(※この値は奇数。例:3,5,7など。)
 ⋯ノイズを除去し、エッジ検出や輪郭抽出の精度を向上させます。

・「シグマ値
 ⋯ガウシアンフィルタのシグマ値。

2. 色領域の分割(セグメンテーション)

・「色分割の色数」(※この値は整数。例:8、16、32)
 ⋯塗り面変換時のK-meansクラスタリングのK値。
  画像の色数を減らし、色領域を明確にします。
  大きな値にすると細かい色分けが可能ですが、処理時間が増加します。

・「繰り返し回数
 ⋯色領域の分割時の、K-meansクラスタリングの停止条件。

・「 精度
 ⋯色領域の分割時の、K-meansクラスタリングの停止条件。

3. 画像の二値化

・「ブロックサイズ
 ⋯適応的な二値化で使用するブロックサイズ。
  線の細さに影響。
  照明条件が不均一な画像に有効。
  ( ※この値は奇数。例:11,15 など。)

・「定数値
 ⋯ 適応的な二値化で使用する重み付けから差し引く定数値。
  線の細さに影響。
  照明条件が不均一な画像に有効。
 ( 例: 2 )

・「しきい値
 …しきい値の最大値。(輪郭線用)
 (この値の有効範囲は、0~255。)

4. エッジ検出

・「最小値
 ⋯Canny法などのエッジ検出アルゴリズムの範囲の最小値。
  ( ※ 輪郭線のみの場合は無効。)
  低い値に設定すると、微細なエッジも検出する。

・「最大値
 ⋯Canny法などのエッジ検出アルゴリズムの範囲の最大値。
  ( ※ 輪郭線のみの場合は無効。)

5. 輪郭の検出

・「輪郭検出モード」( すべての処理で使用。)
 ⋯輪郭点の数を減らし、処理を軽減する。

・「輪郭近似モード」( すべての処理で使用。)
 ⋯輪郭点の数を減らし、処理を軽減する。

6. 輪郭の近似(ベジェ曲線化)

・「近似精度」( すべての処理で使用。)(例: 0.0001)
 ⋯値を小さくすると、近似精度が上がり、線が滑らかになるが、
  計算量が増えるので、時間がかかる。

・「輪郭線の太さ
 ⋯輪郭線の太さです。(通常は1)

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