どうやって宇宙というエネルギーに溢れた領域が創造出来たのか?
今日の話は、この宇宙の根本的な構造や、理にも関係しているので
とても重要な話になります。
大元の神的存在、ここでは「根源なる神様」と言っておきますが、
その存在は、無限大の何も無い、エネルギーも無い状態で、
時間の外に存在しています。
何も無いので、何も起こらない。
それを、変えるために、根源なる神様は、宇宙を創り出すわけですが、
何も無い所から、どうやって創れたのか?
これは、論理的にはこう考えます。
まず、何も無い状態は、無ではなく、「ゼロ」です。
数学的には、0 です。
0 という概念はとても不思議なモノで、
何も無いのに、存在している、という状態だと言えます。
無ではなく、0
ゆえに、
0から、有を生み出せるのです。
どうやって?
まず、無限のシンボルマークを思いだして下さい。
∞
ですね。
左右に同じ大きさの円があり、一点で繋がっています。
その繋がっている点が、数学的に言うならば、0 ということです。
そして、その左右に広がるのが、
マイナスエネルギーの領域と、プラスエネルギーの領域です。
で、
例えば、
マイナス100と、プラス100を足すと、どうなるでしょうか?
答えは、0 ですよね。
そうです。
マイナスとプラスが同量ならば、足せば 0 になるのです。
これは逆に考えると、
0 から、同量のマイナスエネルギーと、プラスエネルギーを分離できる。
という事でもあるわけです。
同量なら、どれほど大きなエネルギーになっても、
足せば、0 なので、
0 である、根源なる神様の状態は変わらないわけです。
エネルギー的には、0 である根源なる神様が、
自分の中で、同量のマイナスエネルギーとプラスエネルギーをわけ、
それが合算して消滅しないように、
領域を分け離したのです。
その形が、∞ なのです。
こうすることで、常にマイナスと、プラスが同量になるようにしておけば、
無限大のエネルギーを生み出すことが出来る訳ですね。
元は、0ですが、
マイナスとプラスに分けることで、必要なエネルギーを
生み出せるわけです。
これは、その片鱗が、宇宙論などでも見かけることが出来ます。
この宇宙が開闢した後、
正物質と反物質が同時に発生し、
最初は、物質感の距離が近いので、正物質と反物質が接触し、
対消滅を起こして、物質の数が減った、と。
しかし、
なんらかの理由で、ほんの少しだけ正物質の方が多かったので、
対消滅からそれが残り、
残った正物質が、この宇宙を構成する物質となり、
星などが出来た。
なんて話になっているわけですが、
これシンプルに、
宇宙の開闢時に、正物質ばかりの領域と、反物質ばかりの領域に、
分けられたと、考えると、分かりやすくなるわけです。
このように、元々は、0だったものを、
マイナスエネルギーの領域と、プラスエネルギーの領域に、
分け隔てることで、
この宇宙が出来ているわけですね。
ちなみに、宇宙論でも、反物質ばかりが残った反宇宙の想定もされていますが、
それが、マイナスエネルギーの領域の宇宙だと言うことになります。
で、
そこと、この宇宙が接触してしまうと、
対消滅で、0 に戻ってしまうので、
接触しないように分けられているのです。
これで、0から、無限大のエネルギーを生み出せるし、
無から宇宙を創り出す事が出来る、説明になるのです。
おそらく、∞のシンボルマークは、
人類が潜在的に意識の奥底で、この宇宙創成の仕組みを
知っていたからこそ、このマークなのではないか?
と、思ったりしていますが、
根源なる神様の中で、こういったことが行われたのだろうと、
思われるわけです。
さて次回は、この話の補足をします。
なにぶん、壮大すぎる話でもあるので、
1回では伝えきれませんので。
では、又次回をお楽しみに!