#21 「マレーシア学校見学編」 時間通りにたどり着けず・・・。
いよいよ学校見学です。
以前わたしはこのような記事を書きました。
ここで取り上げるのを忘れていたことがあります。
フィリピンの英語の先生は99%が「フィリピン人」で、その多くが「TESOL」という第二言語を教える資格を持ちTOEIC950点を超えるプロです。
彼ら彼女らは、我々日本人と同じく英語を母国語としません。
ですので物心ついたあとに、英語を勉強しています。そのため「英語を学ぶステップや段取りが、ネイティブスピーカーよりもわかる」といわれています。
一方、マレーシア学校の先生は、何割かはネイティブ教師が在籍しています。
「ネイティブ言語の感性や表現、考え方が学べて発音も当然ネイティブです」ということです。
どちらを選ぶかは「お好み」であります。
「どっちがいいの?」という疑問があると思いますが、後からいくらでも調整できるので「どっちでもいいです」
まずは基礎を身につけるなり、外国人と英語で話すことを小さく始めるといいと思います。
学校見学当日。
2つの学校を訪ねることになっています。
ELECとEMS
どちらも日本人スタッフが在中しており、あらかじめLINEで訪問時間などをやりとりします。
まずはELECから。
電車に乗って現地に到着したのですが、校舎が存在するのは大きな大学のような建物がいくつもある敷地の一部。
事前に調べたものの全くわかりません。
近辺にはアラブ系を中心とした国際色豊かな人たちが大勢いて賑わっています。学生やこの辺で働く人たちでしょう。
日本人は見当たりません。
非常に困りました。
「わからなかったら守衛さんがいるので尋ねてください」とのことだったので、勇気を出してきてみます。
私「すみません、このELECって学校はどこですか?(スマホ画面を見せます)」
守衛「(スマホ画面と私の顔を交互に見て)あっちだな、あの建物だよ」
と教えてくれました。
その建物に向かい、エレベーターを探します。
このエレベーターの動きが遅くて、乗るときは常に人がいっぱいです!
アラブ系の若者はひげを生やしててなかなかイカつい。。
集団でいると結構迫力があります。
落ち着かないので早く到着したいのですが、あるはずのフロアにおりてもELECが見当たりません。
階段で上に行ったり下に行ったりしますが見つからず。
地上に降りて他のエレベーターに乗ってみますが、、、ありません。
約束した時間になったのでLINEメッセージで状況を報告し、探し回ります。
「・・・どうやらこの建物にはないな・・・。」
見切りをつけて他の建物を探すことにしました。
探し始めて10分くらいでしょうか。
ELECの看板がありました。
守衛に教えてもらった建物とは全く違う場所笑
女性の日本人スタッフは現地人らしき同僚と、受付カウンターで何かを食べながらおしゃべりしていました。
「お待ちしていました!」と明るく出迎えてくれて、さっそく授業の見学となりました。
見学するクラスは「初級クラス」
生徒の数は7人くらい。
アラブ系の青年(中学高校くらい)が4人
東アジア中華系の大人の女性が1人と、おそらくその子供(8〜10歳くらい)の男の子と女の子が授業を受けています。
先生はアメリカの黒人女性でした。
「ゆっくり見ていってね」的なことを言われ教室の後ろに座りました。
授業の内容は「身内のことについて紹介する」といった内容でした。
以前書いたこの記事で少し内容に触れています。
先生が解説しながらホワイトボードに英文を書いていきます。
一通り説明したらその内容にそった課題を与えて、あとで発表させるといったスタイルです。
アラブの若者たちは元気で、質問があると「ティーチャー!ティーチャー!(名前で呼ばないのね)」と手を挙げ質問します。
質問する英語が文法的に正しくないのですが、先生はその文法を直しつつ質問にも答えます。
洞察力がするどく、質問の意図を的確に予測していましたね。
東アジア中華系ファミリーは楽しそうに勉強していて微笑ましたかったです。
授業が終わると私は受付に戻ります。
大勢の生徒がたくさんの教室から出てきました。
受付に戻ると日本人スタッフから一通り学校についての説明をうけて、カタログをもらいました。
「私がしっかりとフォローさせていただきますので、ご検討ください」とのメッセージもいただきました。
次回は2校目のEMSへ訪問です。
マレーシア英語学校の様子を撮った画像がありました↓