PENTAX 67 のレンズを買ったという話
今回は単に新しいレンズを買ったというだけの話なので、気楽に眺めてください。
PEXTAX67とは
ブローニーフィルムという35mm(フルサイズ)のフィルムより大きな中判フィルムを使用するカメラです。
そのカメラ本体、レンズの大きさから通称『バケペン』(お化けのようなペンタックス)と呼ばれています。
そのバケペン用のレンズである「SMC 105mm F2.4」というレンズを先日中野の「フジヤカメラ」さんにて購入しました。
ですが私はフィルムカメラを持っていません、何なら写ルンです以外使ったことはありません。
ではどうするかというと…
GFX × バケペン
私が今主に使っているカメラはFUJIFILMの「GFX50 SⅡ」というデジタルのカメラです。
このGFXにマウントアダプタ(本来対応していないレンズを使うための機材)経由でバケペンのレンズを使おうというわけです。
もちろんGFXには純正の評価の高いレンズ群があります。
でもこれらのレンズはシャープすぎる印象があって、私の撮りたい柔らかい描写とは方向性がちょっと違うなと感じていました。
そのため、これまではフルサイズ用のオールドレンズをいくつか試してきましたし、その描写も気にいってます。
でもこれらは本来はフルサイズのカメラ用のものなので、角がケラれたり、ケラれなくても光量低下が起こったりします。
一度はセンサーサイズがしっかりと対応する中判レンズの写りを試してみたくなり、(実際、GFXのセンサーサイズは「43.8 × 32.9mm」なので、バケペンのセンサーサイズ「70 × 60mm」よりは小さいです。)
ネットで色々と調べた結果「SMC 105mm F2.4」の写りが絶妙なんじゃないかと思うに至りました。
それに現状私の持っているレンズは50mm付近がほとんどなので、
望遠域のレンズ(フルサイズ換算で84mm)が一本欲しかったというのもあります。
ちなみに、本体(900g)+ マウントアダプター(230g)+ SMC 105mm F2.4(590g)= 1720g !!
流石にいかつい…
作例
では早速作例を御覧ください。
当然ですがフルサイズ用のレンズを使ったときのような周辺光量落ちは見られません。
現代レンズの解像感とはまた違う描写なんですが、ピントの合っている面とそれ以外の部分がとてもなだらかに繋がっていて違和感を感じないんですよね。
そして中望遠の画角は歪みもなく端正な映り
実際に使ってみて、レンズの違いって如実に出るものだなと改めて思いました。
今回はこんなところで。
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