段差って?レイヤーって?
今回は美容院に行ったことがある方は一度は耳にしたことがある、
《段差 段 レイヤー》について美容師がお客様目線で擦り合わせてみたいと思います。
入り口は、おさらいからです
そもそも論、以前から議論している、
ご自身は美容室にそもそも何を求めているの?が整理されていることが大前提としてお話を進めて行きます。
まだ整理がついていない方は下記記事で整理ができると美容室での心構えや考え方が少し楽になるかもしれません。
#只読んでもらいたいだけなのがバレないように
なんの為にプロがいるのか
たまにお見かけするのが、それぞれの道にいる(プロ)がいるのに、素人が口を出してマウントをとってドヤってる方がいます。
これなんのつもりなん?
#すいません口がついつい悪くなってしまいました
きちんと業界に身を入れて精進したもの同士で意見の交換をする事や疑問の解消をするならわかりますが、たいした知識がないまま提供されてただけの経験でマウントをとってなんの意味があるの?
もし仮に過去に成功の経験があるのなら同じ場所で再現、投資をするのが筋だし、
100歩譲って代わりを探しているのなら歩み寄らなきゃ何もわからないでしょう?
#エスパーでもなければ超能力も使えない
もしどこのお店に行くにしてもマウントばかりとっている方がいるのなら、
きちんとコストをかけてあなたの理想に合った価格設定のお店で満足いくまでサービスしてもらうことをお勧めします。
自分の理想とするサービスの価格が高いと言うことです。投資をしてお互いストレスフリーを目指しましょう。
もちろん技術者は鍛錬と精進を欠かしてはなりません。これも大前提です。
レイヤー(段差)がある?ない?
さてやっと本題です。
そもそも美容師側も雰囲気で言葉やイメージでお伝えすることが多いので、
お客様はより伝えるのが難しくなっています。
まずは下の画像から解説です。
どちらも同じくらいの長さのスタイルです。
左には段差が少し入っていて、右には入っていません。
セットのせいもありますが、雰囲気の違いはわかりやすいですね。
続いてはこの上の画像です。
このスタイルの違いを明確に説明できるのであれば、
きちんとヘアスタイルの段差のイメージを持ちながら、
ヘアスタイルを決めたり悩んだりできています。
しかし中にはなんとなくの違いしかわからず、
並べられているからかろうじてわかるだけの方もいるかと思います。
探している最中にパーっと見ているだけでは気付けない違いが、
2枚目の画像の難しいポイントです。
ちなみに答え合わせをするなら、
左が段差あり、右が段差無しのスタイルになります。
およそ似た雰囲気の二つのスタイル、
ここに段差の良し悪しのヒントが隠されています。
レイヤー(段差)の特徴
まずは段差を言葉で簡単に説明するなら、
長さが理想の長さとはまた別に短い毛を切り、見た目を軽くするカット…
#簡単に説明できてないってツッコミが聞こえてくるなぁ
要するに長さにバラつきが出るので、(動き>まとまり)になるスタイルになります。
長さにバラつきが出るので当然見た目は軽く見えます。
こういった特徴を理解して段差の有無を決める方法と、
普段のホームケアに合わせて決めるパターンもあります。
段差をつける=長さを変える
ここにこういう動きが欲しい!と決まっていれば
コテやアイロンを通すだけで狙った仕上がりに近づけやすくなりますが、
その日その日で雰囲気を変えたい方からすると
決められた長さはかえってデザインの幅を減らします。
しかもさらに言うと動きの見えるスタイルは、
アイロンやコテをそもそも使うのが必要最低条件になってきます。
自分のライフスタイルに合わないスタイルは明日の鏡と向き合う自分と、
格闘、幻滅する日々になる確率を高めてしまいます。
とはいえ、
過去記事にも触れたように美容室に何を求めているかが大切になります。
まとめ
レイヤーや段差のメリットデメリットは、
メリット
・見た目が軽く見える
・固定のスタイリングが簡単になる
デメリット
・まとまりづらくなることがある
・雰囲気を変えたスタイリングがしづらくなる
簡単にまとめてみましたが、
失敗を減らしたいのであれば、
担当の美容師さんにありのままの自分のお話をして、
あなたに見合った手入れの中で、
素敵なデザインを探すことがオススメです。
大切な心構えは、この記事にもい載せたリンク記事に詰まっていますので、
お時間があればそちらも合わせて読んで頂くと、
この記事の捉え方も変わると思います。
現場からは以上でーす。