【日記】ルネこだいらで愛好家によるイベントを開催(5/24 動画リンク追加)
「音楽のあふれる社会を愛好家の手から」
2023.5.14(日)
東京都小平市の市民文化会館「ルネこだいら(レセプションホール)」にて愛好家による音楽イベントを開催した。その名も「音楽のあふれる社会を愛好家の手から」。
イベントの名前を考えるのはあまり得意ではない。大体いつも迷う。今回もどうしようか迷っていたところ、少し投げやりになって 翼 のキャッチコピーをそのまま使用した。
最初は幾らかの違和感もあったけれど、いざ終わってみるとなんだかんだでしっくりと纏っていた様に思う。
最初は気乗りのしない予定だった
ルネこだいらのレセプションホールは結構人気のある会場で、また、僕は市外予約の為、土日・祝日はまず予約が取れない。
(市内在住者の優遇制度があり、市外在住者の予約解禁は市内在住者の半月後となる。)
けれどもごく稀に、運良く日曜日が空いていたりする事があり、今回はそれを偶然見つけて「埋まってしまう前に」と急いで予約を入れた。
しかしいざ予約を取ってみると、うちとしては中々使いづらいことに気づく。
翼では、毎月入場無料・入退場自由で行う小さな音楽会(瑠璃ノ小匣)が活動の主たるもので、これは愛好家が気軽に参加できる様、参加費用が高くなりすぎない様に設定している。しかしレセプションホールはいつも使う様な小会場よりも利用料が高く、「瑠璃ノ小匣」に比べるとどうしても出演者の参加費用が割高になってしまう。レセプションホールは音楽演奏に特化したホールではないので、「割高な参加費用を払うに足る魅力があるか?」というと自信が無く、出演者を確保できるかどうか不安だった。
そんな理由からどんな形で使おうか、中々決められずにいた。(予約を取ったのは去年の夏頃だったのに、開催方針を決めたのは年明け辺りだった。)
幸いなことに(本当に有難い事に)参加してくれる愛好家は割と早い段階で集まり、出演者の負担を少しでも軽減する為に有料で開催する事にした。
徐々に出演者が増えた
当初、5組での開催予定だった本イベントなのだけれども、ここ最近「瑠璃ノ小匣」などでご一緒する機会の多かった連弾ユニットの「ASAMI&AKI」さんから参加したいとのお申し出を頂き、演目の時間配分を調整しご一緒する運びとなった。
お陰でプログラムのバラエティとボリュームが豊かになったので、それならばとカーテンコールやMCも欲しくなり、急遽、長門佐希子さんをお誘いした。彼女も快諾してくれて、最終的に7組で開催する事となる。
今回は、華やかな連弾もの、ヴィオラ演奏、歌物、バッハやカプースチンなどピアノソロの中でもジャンルのバラエティ、自作曲の演奏、などなど演目の種類がかなり豊富だったのでプログラムを作りやすかった。
愛好家に出演してもらう場合、主催者側から演目の指定や依頼をすることはまず出来ない。
(ほとんどの愛好家は様々な制約の中で演奏に取り組んでいるので、大体の場合、選曲は直近で練習している曲などになる。)
うちのイベントは基本的に全て一般公開で行うので、プログラムの作成に関してはお客さんが聴きやすい様にメリハリや流れを意識する様に心がけている。
耳の肥えた人にはどうしても物足りなさを感じさせてしまうだろうけれども、普段あまり音楽を聞かない様な人が気軽に立ち寄って楽しんでもらえると嬉しい。
いよいよ開催当日
当日の朝は少し涼しめの曇り空だった。
「寝坊しない様に」と少し神経質になっていたせいか、起きるには早すぎる時間に目覚めてしまった。睡眠不足が懸念されたので2度寝して、案の定2度目は寝坊。しかし元々余裕を持った予定を立てていたので遅刻の心配は無し。
(やっぱり事前の準備と余裕のある予定組みは大切だよね。)
急いで着替え、重い荷物を引きずり出発。
会場最寄の小平駅には集合時間の1時間前に到着。駅前のモスバーガーで軽めの昼食を摂り、会場に向かった。
ルネこだいらに着く頃には小雨が降り出していた。
開演
幸い大きく遅刻する人もなく、無事に全員集合して会場入り。そこからはバタバタと準備に追われる。
開場時間を迎える頃にはホール前のロビーにだいぶ人が集まっていて気分が高まった。
(これはみんなが頑張ってお客さんを呼んでくれたお陰。本当に感謝感謝なのです。)
時間通りに開場・開演し、演目は少しの余裕を持ちながらスケジュール通りに進んで行った。
開演してから1時間ほど過ぎた頃に、片付け時間の短縮のため看板類を回収しに外に出たのだけれど、なんとそこで遅れて到着したお客さんに遭遇。
今回は偶然見つけることが出来たから良かったけれど、うちは入り口にスタッフを常駐する余裕がないので、次回からは入場締め切りの時間を設定して表示しておく必要があると思った。
自分の出番については反省が多いのだけれども、開演中にバタバタとあちこち動き回っていたせいか中々演奏に集中する事が出来なかったのが一番の課題。どんな状態でもピアノの前に座ったら演奏モードに入り込める様にしたいところ。
約2時間の演奏時間はあっという間に過ぎて最後のカーテンコールを迎えた。
終演後、長門佐希子さんが急用ですぐに帰られたので、集合写真は残念ながらご一緒出来なかった。
片付けを済ませて会場を後にしてからは打ち上げ。
連れ立って、すぐ近くのイタリアンレストランに向かう。
お店の予約は普通の席予約だったのだけれど、到着するとテラス席に案内された。5月の中旬ということで本来ならとても過ごしやすい時間になる筈だったのだろうけれど、残念ながら雨足と風が段々と強まっていき、かなり肌寒くなった。
店内は貸切予約が入っていたらしく席を屋内に変更する事は出来ないとの事で、みんなで凍えながらお酒を飲んだ。これには申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
打ち上げでは色んな話で盛り上がったけれども、僕はお酒を飲むとついつい口が滑りやすくなる。あまり喋るつもりのない事をついつい喋ってしまう。
これは大いに反省しなければ……。
ありがとございました
良い部分も、反省点や課題も、色々ありながらもなんとか無事に終わった「音楽のあふれる社会を愛好家の手から」。
ご来場くださった皆さん、ご参加くださった皆さん、改めてありがとうございました。
ひとまずルネこだいらの使用は今回で終わりとする予定ですが、同名のイベントは違う会場を探して定期開催しようと思ってるので、その際にはよろしくお願いします。
それでは、いずれまたどこかでお会いしましょう!
動画
当日の写真たち
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