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部下ジョーを愛でる①

こんばんは!

エブリスタで読み専をしているkazunanoです。

佐久間マリさんの「部下に手を出す上司は信用できない」が大好きで、ドラマ化、映画化されることを妄想し、小さなことからコツコツとぉー✊

ちまちまと、盛大に(わたし的に)応援しております。

以前、「部下ジョー」が堂道視点(「1000日後に結婚する夏至」)含め完全完結した直後に、インタビューをさせていただきました。

とても興味深い内容となっていますので、こちらにも転載致します。

佐久間さんの部分はほぼ、送っていただいた通りですので、わたしの小3レベルの文章部分はすっ飛ばして頂いて大丈夫です。🙆‍♀️

(注釈:タイトルが長いのでわたしと佐久間さんの間では「部下に手を出す上司は信用できない」を「部下ジョー」と縮めております。) 

  ◕~  ◕~  ◕~  ◕~  ◕~  ◕~

さて、
「部下に手を出す上司は信用できない」「部下に手を出す信用できない上司のその後」
「1000日後に結婚する夏至」

と続けて連載され、社内イチの嫌われ者 堂道夏至は、見事にヒーローとして成長し、読者の心をガシッと鷲掴み致しましたね。

今日から3回に渡り、佐久間さんにお時間いただき、堂道作品、「部下ジョー」についてインタビューしていきたいと思います。

K← kazunano(以下略)
まずは、完結から一日たった今の率直なお気持ちはいかがですか?

S← 佐久間さん(以下略)
コホン。
ストーリーを完結させるという大仕事は、「その後」の時に終えていたので、その時の方がホッとした気持ちは大きかったです。

今は、、喪失感と、、
まだ見ぬ次の作品への不安ですかね。

K
喪失感、、読者も皆きっとそうだと思います!
次回作への不安感ですか、、

私は読み専なので、作家さんの産みの苦しみは想像するしかないですが、他作品も読ませてもらっている私からすると、「そこは安心して好きにやってやんよぉっ!」←糸ちゃんの真似!、くらいの気持ちでどんどん好き放題やっていただきたいなと思っています。

S
あと、思いの外たくさんの方からメッセージを寄せて頂き、、、夢見心地というか、、ふわふわしています。☺️

K
夢ではございません!
嫌われ者だった堂道は、ヒーローとしてしかとエブリスタに存在感を残しております!

佐久間さんの今までの作品を見ても、堂道の様なヒール役ヒーローは初の試みだった思うのですが、きっかけは何だったのでしょう?

S
年上のオジサンいいかもと思ったのは、そのとき読んだ漫画からですね。
はるこさんの「恋し中年男」という枯れたバツイチ上司の話でした。
そう思った場面も、その時読んでいた状況を今も思い出せるくらい鮮烈でした。

K
そんなに鮮烈な場面だったのですね!
めためた興味あります!あとで直ぐにポチります✋

S
そもそも、それまで上司も年上も全く萌えジャンルではなかったんですけれど、ふと、いいかもと思えたんです。

それからしばらくは、「いい上司」の方向で構想を練っていたのですが、、、気づけば、「社内一の嫌われ上司」となっていました。(笑)

K
玉響糸ちゃんの性格は、最初の頃、掴みどころがわからないということをおっしゃっていましたが、構想の段階から堂道限定粘着質ストーカーの設定だったのでしょうか?

強引でも嫌味でもない、本当に普通の女の子。なのにエロくて可愛いく作り上げられていて、なぜこんな可愛いキャラが出来上がるのか、読者としては不思議で仕方ないのですが。

S
糸はまだTwitterで140字ツイートをしている段階ではただの女子社員Aでしかありませんでした。
お話として書き出してからもなかなか個性が決まらず、ヒーローが読者さまの共感を得られることは望み薄だったので、せめて愛されるヒロインにしたいと暗中模索でした。

K
意外ですねー。
あんなに可愛いキャラは、佐久間さんの中で練って練って練り倒して出来上がった秀悦なキャラクターかと思っていました!

S
どのような女子なら皆様から応援して頂けるだろうか、アンケートを取ろうかと思ったくらいです。(笑)

最初は気の強い夏実のようなキャラか、意思のない大人しい子で考えていたような気がします。

K
夏実ちゃんですか!?😂
それはないーー🤣
堂道と夏実ちゃんの着地点が既に想像できません!(笑)

S
例えば堂道のような人を好きになったときに、友達にカミングアウトするのってけっこう勇気がいると思うんですけれど、そこで友達に気持ちを隠すという展開で物語をややこしくしたくなかったので、糸はすぐに夏実と小夜に話します。
そこで初めて、糸の個性にストレートな性格ができたように思います。

K
なるほどーー。。
いとちゃんが人間の心を持った瞬間ですね!

S
でも、好意を持ち始めてからも飲み会の席では空気を読んで、正義感たっぷりに堂道を庇ったりしません。
その辺が、ごく普通の女子と言われるところかなと思います。

粘着ストーカーというのは、読者さんに作られた個性かも😂
私はそんなつもりで書いたことはなくて、感想をもらってるうちに、「ああ、糸ってストーカーなのか」って私が思う感じで😂

K
ええええっ‼️🤣
それもまた意外です。どうみても、あれはストーカー(笑)
早足で逃げる無表情堂道と、若い糸ちゃんが小股でせかせかと追いかけるシーンが脳裏に自然に浮かびます!

まさに、物語の中で育って出来上がったキャラクター‼️

S
エロさは私も意外でした。これに関してはキャラが勝手に動いたというか。
ただ堂道と絡ませるのに、特にエロいシーンでまどろっこしいのは堂道が嫌がると思ったんですよね。

糸が積極的で、堂道の方がたじろぐという展開がだんだん面白くなってきて、私が調子に乗りました。
堂道の個性を引き立たせるためだけに、糸はよくも悪くも作られていったと思います。

K
しかし、堂道にしっくりぴったりとくるストーカーが出来上がりましたね😂
素晴らしいです👏

K
次にですね、堂道と羽切さんの関係性なのですが。

本当であれば、正統派ヒーローであろう羽切さんのファンの方もおられると思いますが、彼を良き人にされたのにはなにか理由があるのでしょうか?
堂道と真反対。なのに親友と言ってもいいですよね。

S
これも単に堂道のアクを際立たせるためですね!
羽切さんは普通にエブリスタでラブストーリーのヒーローを張れるキャラですよね!
あとさすがに一人くらいは理解者がいないと、堂道がかわいそうかなと笑

K
ほんとうにそうです!
羽切さんて、キーとなるシーンに必ず絡んでいて、良い仕事してくれますよね!
惚れない女性はいないと思います。
なのに、いとちゃんは堂道を好きになった。
そこもまた、いとちゃんの良いところですね。

K
次の質問ですが、堂道ファミリーが凄い面構えで(笑)
どうやってこんなファミリーが思いつくのかと、想像できないのですが!
 
S
ファミリーはほとんど後付けです。
ただ、冬至とその奥さんは最初は、三人幼馴染で三角関係にしようかなと考えてたんですよー!

K
ええー‼️サンカクカンケイ⁉️
これは佐久間さん、衝撃発言😆

S
でも書いてるうちに、糸と堂道、二人でストーリーが十分込み入ってきてたから、その上三角関係とかドロドロになりかねないし、ややこしいのでその展開はぬきましたが、割とギリギリまで、冬至嫁が夏至の部屋の掃除をしにきたりしてる感じでした。

まあ,今になってみると、美麗さん、そんなこと絶対しない笑

K
確かに(笑)美麗さんって自分でお掃除とかしそうにないです!
お手伝いさんか、D○SKINに頼んでそうです!

S
 草太から糸が堂道について話を聞くくらいのシーンでは、もっと実家と疎遠という設定でした。
 錦は…錦は…。
あいつはほんとに、一人で勝手にキャラが暴走してます…。
なんであんなやつになった笑?

K
佐久間さん😂
錦もキャラが暴走したパターンですかね⁉️🤣
ちなみに私は、錦が大好きです☺️

K
本日最後の質問です。

その他の登場人物も皆、一人一人が魅力的なのですが、佐久間さんが個人的に好きなキャラクターはいますか?
思い入れがあると言いますか。

S
うーん、好きなのは羽切さんかな笑

今までの作品傾向からいっても、優男でイケメンの羽切さんが私の話っぽいヒーローであり、タイプです。
冬至がうまく活かせなかったのは心残りですね。

K
確かに!羽切さんは他作品ならば、絶対にヒーローですね!
個人的には、羽切さんといとちゃんの上司と部下のシーンがとても好きなので、2人は上司と部下で良かったと思います。  

冬至は、双子の片割れと名前と美麗さんで全て持ってかれた感あるので、これくらいで良かったのかな(笑)。

卒業写真の堂道と自分を入れ替えて、って言うエピソードがとても好きでした。

と、本日のインタビューはここまでです。

佐久間さん、明日もよろしくお願いいたします!

『ヨーシャシャース!』

続きはまた明日!👋

佐久間マリさん「部下に手を出す上司は信用できない」はこちら👇

 




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