くすッな話 400 #9 ハ・ダ・カ?
夫がトロントに持つアパートメント。
修理や掃除で時々私も一緒に行った。
その日はテナントのひとりが賃料の小切手を持ってくるとのこと。
着いてほどなくドアをノックする音。
木製ドアの小窓から背伸びして外を見る。
するとそこには
イケメンお兄さんが立っている ♡♡
ドアを急いで開けると
じょ、上半身裸!
おまけにお兄さん、ローライズのゆるーい綿パン。
お、落ちそう。。
まだ真夏には遠い季節である。
点になった私の目。
湖畔の田舎町では夏場、上半身裸の人をちょくちょく見かける(大抵おじさん)。しかしそこは街なかのバス停前。
しかし人ごとではなかった。
東京に戻ったある初夏。
夫が家の外塀を洗うと言い出した。
いやな予感。
見に行くと、やっぱり上半身裸。
そこへ運悪く民生委員のおじさんが通りかかる。
おじさんの顔が夫にくぎ付け。
ヤバイ。
すると意外なことに
ああ外国の方ね。
そう言っておじさんは通り過ぎて行く。
いったい何だろうその納得感は?
日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。