台湾旅行 ついそそられるもの編
娘と行く台湾の旅。
食べ物編はこちら↓
さてそそられるもの編はまず日本統治時代の建物に
興味そそられる・・
全く建築に詳しくない自分が悲しいところだけれど。
台中駅のかつての駅舎は、東京駅舎の建築で知られている辰野金吾の辰野式スタイルだとか。
古い改札口も残されている。
そこに隣接している新しい駅舎はモダンなデザイン
台北からTaiwan High speed Rail(高速鉄道)で台中まで移動した。
車両は日本の新幹線、システムはフランス式と聞いた。
車内もさることながら、台中の駅の長いエスカレーターの上で、ふいに新幹線で京都駅に降り立った錯覚に陥った。
京都駅のプラットフォームと繋がるエスカレーター。
カナダから日本に帰国すると母のために品川―京都を往復した。
何回も。
母が亡くなった今、その京都駅に懐かしいと言ってはまだ戻れない私がいたのに。
この西門も日本統治時代のもの。
台中,中山緑橋。欄干に統治時代のスズランのデザインが残されている。
日本統治時代の市章
さて一転して台湾十分では
スカイランタン
これは逃せない。
そしてその隣九分といえば
千と千尋の・・の阿妹茶楼
九分と書いてJiufenと読む。
さて次は台湾の南、高雄
駅でつい高雄をTakaoと言ってしまって駅員さんに???
小物好きの人が逃せないのは台中の宮原眼科
パイナップルケーキやら、チョコレート、クッキー、そして台湾茶など。
トイレットペーパーの謎
しかし
便當
弁当?やだ、なんか食べる気しないし・・
はい、そそっかしい私です。
牛軋糖を
牛肉の砂糖漬けかと思ったり
(実際はヌガー)
ちょっぴりエースコックのブタさん似のタクシーの運転手さんが日本語で話してくれて
わたし あぶらマッサージします
と言うものだから
まあ~脂マッサージですか!
と勝手に漢字変換して
(脂肪を絞り出すのかしら?)
と思った瞬間、母を知る隣に座る娘にこづかれて
オイルマッサージ!
と耳打ちされる。
やれやれ、失礼な返答を免れた。
今回の旅はすっかりすっかり大人の娘が
航空券も旅行者用の空港線や地下鉄の乗車ICカードも予約してくれた。
初めての海外行きの時、彼女のパスポートは私の膝の上で撮った写真だったのに。
桃園空港で、息子と、私たちが留守の間も東京でホームステイ中の友人に、今から搭乗とメッセージを送った。
その直後に羽田空港での事故があったらしい。
成田着陸後まだ機内での待ち時間にネットに繋げると
今どこ?
どこに着くの?
大丈夫?
羽田着ならgood luck
と、メッセージラッシュ。
元々は羽田便を探していたのだ。
成田に安堵しながらもスーツケースを拾ってゲートを出ると乗ろうと思っていたリムジンバスのチケットが1時間半先まで売り切れていた。
羽田からの振り替えの乗客?
バスの前に長蛇の列。
行きたくないけど選択肢なしの東京駅行きのバスに乗る。
帰国したら台湾の建物と関連のある辰野式の東京駅を見に行こうと思っていたが、それどころではない。かろうじて中央線の最終に間に合った。
やれやれ
旅は最後まで何があるかわからない。
でもそんなところもつい引き寄せられる旅の面白さかもしれない。
さて一息ついたら 台北・永康街で買ったポットで台湾茶を淹れますか
うふふ。