Aging gracefully:素敵な歳の重ね方
まさか日本語のプラットフォームでそのトップの写真に登場しているとは皆さん思いもしないだろうけれど、これはPharmasaveというドラッグストア主催のウォーキンググループのメンバーである。
残念ながら今季最後を締めくくるディナーの会に私は参加できなかったのだけれど、facebookのタイムラインより写真をお借りした。
Aging gracefullyと言ったのは写真右の手前から二番目の彼女。彼女は毎週火曜日夕方このグループに参加するだけでなく、毎朝公園へウォーキングに出かけて体のメンテナスをしている。
彼女が髪を染めなくなったのはいつ頃からだったのだろう。一定しないメンバーでこちらも参加したりしなかったりのゆる~いグループ。(なんせ夏場、気温28℃でヒートアラームが出されウォーキングは中止に!)
気づけば彼女の髪はオールナチュラル。
写真右手前の女性がショートカットで現れたときは鮮明に覚えている。
カラーリングはもうしないから思い切ってショートにしたの
似合っている!
素敵!
っと、メンバーからの声。
Aging gracefully: 年齢を重ねてきたということを見せながらもそれを
"楽しみつつ" 前に歩いていく。
数年前から、カナダ湖畔の家の周りに住む友人たちが次々髪を自然の色に戻していた。
リタなどは伸びた部分との色の差がでないよう長い髪をいったん脱色。もともと薄い茶色だったのだけれど、初めて見たときはそのゴージャスな銀髪に感嘆の声を上げたものである。
後ろから見ると、若干、獅子の舞風だったけど。
長い黒髪が好きだったのは
もちろん
アメリカ人の夫である。
亡くなった今
それを保持する必要なくない?
2週に1回の髪染めは面倒なうえ
長い髪は乾かすのに時間がかかる。
お掃除ロボットさんに抜け落ちた髪が絡まるのも大変。
カナダで日本人あるあるの
ひどく若く見られることにも飽き飽きした。
そんなわけで
私も短めに切って
髪染め放棄。
生え際の色の段差を隠すためにしばらくはヘッドバンドをしよう。
親友のカナディアン・レノアに話すと
友人の結婚式への参列が終わったら私も髪染めやめるわ。
そこでピンクが大好きでひまわりのように明るい彼女に写真のピンクのヘッドバンドを贈った。
髪染め放棄は周りの人からいたって好評で
内心うふふ。
若く見えるよ、との声も。
(え?これは予想外・・というか・・)
ところが
以前は年齢との相関をあまり注意して見ていなかったのだが・・・
日本に帰国すると
東京の人々の髪の毛は黒い!
よほどの年配の方以外白髪の人が少ない!
男性も髪がふさふさしている!
そして
電車に乗って生まれて初めて
席を代わってくれた!
やれやれ、まじですか!
ただいま日本。
日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。