ライトハウス(ネタバレ


ライトハウス、一話目から共感しかなくて、一気見てしまった。興奮冷めやらぬので感想書く。

一話目
阿佐ヶ谷、高円寺

二人みたいに売れないことで人生を呪うような鬱屈した体験こそなかったけど、中高時代をオレンジの電車に乗って過ごした日々があったので場所があったので、少し親近感。
基本、頭の中お花畑だったけど、この時点で自分自身が普通とはちょっと違う、ずれてる感覚は強くて、生きづらさは感じてた。
と同時に人を傷つけた場面も数多くあったなあと反省。

二話目
虎ノ門ヒルズ

東京を感じさせるような場所でということで、東京タワーの目の前のペントハウスにて。
一話目も確かそう感じたけど、普段若様の感じてることはラジオで聞き慣れていたから、そうだよねと思いながら見てたけど源さんの素直な気持ち、悪口(不満?)を聞くのは初めてだったから新鮮で面白い可笑しかったと同時に、日本のトップアーティストも、わりと自分と近しい価値観で生きてるのかと思ったら、すごい身近に感じると共に安心した。

途中ででた多様性の話も、うんうんと共感できた。最近、敏感になりすぎてるのかなと思ってたけど、そういう感覚もおかしくないのかなと肯定してもらえた気がして安心できた。

三話目
足立区の日本家屋クリスマス仕様

ライトハウスの一番大事なかい。
モラトリアムの若様に源さんが「飽きた」というキラーフレーズを与えたことで、長年の若様のもやもやの輪郭がはっきりし、光が見えたかい。 
私は創作活動はしてないけど、人生に対して、
毎日がつまらないと感じることはあったので、
気づかないうちに飽きたと感じてる部分もあったのかなぁと思う(でも、二人みたいに成功してるわけじゃないから、飽きると感じるのはかなり生意気だし、100%思ってるわけじゃなくて、少しそう感じる瞬間もあるという程度)

四話目
客入りライブ池袋

いつ募集してたんだろう、これはいきたかったー!
若様のハイテンションぶりを見ると、やはり、芸人さんなんだなと再認識。客入れによって、取り繕ってしまったりとか、話せない話しとかが多くなりつまんなくなっちゃうのではと思ったけど、客入りでも構わず源さんが不満を言ってくれてたので安心した。

五話、六話
ドライブからのカフェからの灯台

ラスト。
今までの振り返り、書き下ろしの曲の歌詞の意図の確認。アーティストに直接、歌詞の意味を確認できるなんて贅沢な時間だなあと思った。
東京ドームという夢ができたことを、嬉しそうに話す若様。それをまた嬉しそうに聞く源さん。
ステレオタイプなお笑い芸人じゃなくて、誰も傷つけないお笑いのスタイル、オードリーのスタイルを築いていきたいと語る。
また自分が宇宙人の気持ちになると語る若様のことばに大共感、、これが全話通じて一番共感したかも。

いつもどこか、ひいてみる癖。
所属してるのに、自分はその一員ではなくて、はみ出してる感。
でもそんな立ち位置の自分でも、良くて、芸能界の中で稀有な存在として、その良さを活かながら、今後やっていきたい。

バービーと同じメッセージをうけとった気がした。ありのままの自分でいいんだよ、と言葉にすると陳腐だけど、そのメッセージを発信してくれるのがグレタだったり若様や源さんだったりすることで、素直に受け取れて、
完全にではないけど、心が少しふっと軽くなった。

自分だけが考えすぎて生きづらいなあと感じてたけど、社会的に成功してるトップクリエイターでも、同じように生き辛さ、悩みを抱えてるということで、等身大に感じながら、自分の感受性を肯定できた。
明日をちょっとだけ前向きに生きてみようと、寄り添いながら、応援してくれる、素敵なコンテンツだった。

佐久間さん、若様、源さん、
ありがとうと思いながら、明日も生き延びる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?