庭師のようなコミュマネでありたい
あっという間の50日間、DAY1〜DAY5の5回の講義を経てコミュマネゼミを卒業しました。コミュニティの最先端を行く5人の講師の方々の講義を経て、最後は「コミュマネとして私に何が出来るのか」を題に発表した訳なのですが、今回はゼミを通じての気づきと、私、花田和奈がコミュマネとして何が出来るのか?と考えた結果をシェアしたいなと思います。
全4回・50日間のコミュマネゼミ
今回のコミュマネゼミに登壇された講師の方々はコミュニティについてのHow toを知る最先端の方々ばかり。そもそもコミュマネってどんな仕事?という話から良好なコミュニティ作りについてのお話を4回にわたって聞くことができました。
ハーブ栽培とコミュニティマネジメントの親和性
全5回の講座を通じて、コミュニティ作りに大切な事をいくつか学んだのですが、例えば…
・コミュニティを作る前には理念、つまり「何故作るのか」を明確にし理念に沿ったコミュニティ設計をしていかなければ良い効果は得られない
・カリスマがトップに立つ「中央集権型」よりも一人一人が自走する「自立分散型コミュニティ」の方がより長く続きやすい
・活発に動くメンバーもいれば、冷え性なメンバーもいても良い。そんな多種多様な温度感のメンバーがそれぞれ集えるグラデーション的な場作りも必要なのでは無いか
などなど…羅列すると、難しい事を言ってるように見えますが、私はこのコミュニティ作りにおいて大切なことが趣味の「ハーブ栽培」に置き換えるととても素直に受け入れられるなと思ったのです。
ゼミ期間はちょうど7月〜9月。ハーブ達の中には育ち盛りな者もいればシーズンが終わりを迎える者もいたので、期間中はハーブコミュニティを調節しながらコミュマネゼミの内容とリンクさせ、1人ブツブツと考える時間が増えました...コミュニティマネージャーがガーデニングでいうところの庭師のポジションであるなら、私はみんながいきいきと伸びていくのを眺めるのが好きだし私も一緒に楽しんで伸びていきたい。季節とともに安心感のある環境作りや個々の働きが循環するような。そんなお庭もといコミュニティを作ってみたいとだんだん感じるようになりました。
ストレングスファインダーに挑戦して見えたコミュマネ4つの性質
じゃあ私に何ができるのかと考える前に、どんなコミュマネがいるのか?私はコミュマネにはおおよそ4つのタイプがある、ということを教わりました。
それぞれ「ストライカータイプ」「サポータータイプ」「チャンスメーカータイプ」「監督タイプ」とあるのですが、メンバーが私は〇〇タイプだな!と断言する中、私は最初全然どのタイプに自分が当てはまるのか分かりませんでした。写真の分野に関してはストライカータイプだろうということは感じましたが他の分野の時はどのタイプにもなり得そうな自分がいるな...と。
そこで私は自身を深掘りするべくストレングスファインダーに挑戦してみました。ストレングスファインダーって何?と思った方はこちらの記事をご覧ください。
分析してみたところ私の強みBEST5は「戦略性/共感性/個別化/最上志向/運命志向」で、かなり戦略的思考に寄っていました。
うーん、自分の思考の癖や強みは分かりましたがこれだけではタイプの判断材料とならず。最終的にメンバー数人に自分のタイプがよく分からないんだと打ち明けたところ...
「かずなは割と色んなポジションの視点と経験から物事を考えるから、実は分からないのではなく真ん中あたりというのがそのまま正解なのでは?」
とまとめるとそのような回答をいただき目から鱗でした。
なるほど、真ん中で良いのか!
だとしたら、写真分野に関してはストライカーよりではあるけど普段は自分の立場を理解し戦略性を活かした発想と立ち回りが可能なオールラウンダーとしてお役に立てるのでは?と仮説を立てることができました。複数人のコミュマネで関わる時でも、確かに自分ならめちゃめちゃ考えながら動くなと想像もつきました。
まとめ
「コミュニティは生き物だ」と講義中にお話しをいただいた通り正直やってみないと分からないことの方が多いのがコミュニティマネージャーという仕事だと思います。でもこのゼミを通じて前よりも自分の得意分野を理解できて、コミュマネとして関わるなら庭師のように個の成長を見守りつつ、環境を整えつつ、私も共に楽しんで関わっていきたいという思いはしっかりとしたものになり軸となったので大切にしながらチャレンジを重ねていきたいと思います。
最後の二枚は実際に卒業発表のために作成したグラレコ風プレゼン資料です。興味あるキーワードから楽しい広がりができたらいいな...と思っていたら11月からさっそくTABIPPO社のコミュニティ「POOLO2期」のコミュマネを担当することになったのでそちらの発信もお楽しみに!