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誰も教えてくれない外資系企業の中間管理職のリアルな姿

部下はいるけれど、上司もいる、そして何より本国チームがいる、という四方八方囲まれた、外資系企業の中間管理職をしています、Kazumiです。

今日は私が管理職になって分かった苦労話を書きたいと思います。

外資系企業にも色々とありますが、ここで言う外資系企業は本国コントロールの大企業、社員が英語が話せるのは当たりまえ、社内も外国人がいるバリバリ外資系です。

同じように女性で外資系企業で働いている人、中間管理職の人、外資系企業に興味がある人、独身女性でこれからのキャリアを考えている人に、リアルを届けたく、ぜひ読んでもらえたら嬉しいです。

誰も教えてくれない外資系企業の中間管理職のリアルな姿

1. 上から流れる緊急対応指令

2. 下から湧き上がるミスや質問の嵐

3. 本国様、信頼関係の構築はフレンドリーが鉄則



1. 上から流れる緊急対応指令

例えそれが1月1日のお正月でこたつでミカンを食べてる時でも、クリスマスの真っただ中でイルミネーションを楽しんでいるときも、それはある日突然やってきます。

関係者で繰り広げられるTeamsチャットの嵐、誰もが同じ状況なので、「休日中で悪いんだけど」なんて言葉は一切なし。一分一秒を競っていかに緊急事態に対応するか、みんな必死。

緊急対応のために外部の代理店までたたき起こし、いかに深刻な問題かを理路整然と伝えます。この時はもちろん全関係者が入っているのでメールは英語。限られた時間でDeepLを駆使しながらフォーマルでビジネスライクな文書を作るのも大事です。

2. 下から湧き上がるミスや質問の嵐

まずは自分で調べてね!それでもわからなかったら私に聞いてね!というと、ガンガン聞いてくるのが今のZ世代。
作業中にやってきてはどうするのか聞いてくるので、私の作業が一旦中断されます。(今はやめて~~今はだめ!)というときはもちろん伝えますが、ちょっとは遠慮せんかいっ!と実は心の中で思っていたり。

私が新卒1年目の時も、さんざん質問しまくっていたので、こうやって巡っていくんですね。

そしてミスの尻拭いも私の仕事。
ミスの報告を受けたら、
どうしてそうなってしまったのか?今後どう改善するか?

きちんとコミュニケーションを取ったうえで、先方に謝ります。絶対部下には謝らせない。それは私のポリシーです。

3. 本国様、信頼関係の構築はフレンドリーが鉄則

このマーケットはあなたたちのお陰で回っています、感謝しますという姿勢をキープ。
フレンドリーに接すると、一気に親密度がアップして最初のハードルが下がります。ヒエラルキーが確立した会社では特に「この人は信頼できる人か?」をみんな敏感にキャッチしているので、いかに敵を作らないかが今後の仕事のやりやすさに大きく関係してきます。

空気が読めるか、なんて日系企業でしか役立たないと思っている方、大間違いです!外資でこそその能力を存分に使って、相手が必要なものは何か、タイミングはいいかをしっかりと読んで行動することが大事になります。

いかがでしょうか?
外資系のリアルが知りたい方たちに、ぜひ参考になれば嬉しいです。




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