ファッションセンスのなさ
なんだか一気に気温が下がりましたね。
スーパーに買い出しに行ったとき、周りがみんな長袖姿で、すっかり秋モード。
僕は何も気にせず、夏の格好で行ったもんだから、季節感のないおじさんとなっていました💧
30代前半くらいまででしょうかね。
ファッションを気にしていたのは。
20代の頃は特に、毎月の出費に「洋服代」という項目があったくらい、それなりにファッションに気を使っていました。
でも僕は、身の程をわきまえすぎてるというか、「まずは自分の体型ありき」という現実を忘れませんでした。
メンズ・ノンノのカッコいい服は、モデルが来てるからかっこいいのであって…。
Tシャツとジーンズだけで絵になるスタイルこそ最強だと思っていました。
となると。
ブランドの洋服より、サウナスーツ! 笑
流行りを取り入れるとか、今年のトレンドとか、そういうのは何も気にせずに、直感的に欲しいと思った服を着ていましたね。
印象に残ってる自分の格好として、赤茶色のフェイクレザージャケットを思い出します。
気に入ってずっと着てました。
その頃、ブラッド・ピッド主演の「ファイト・クラブ」という映画が話題になっていて。
ブラピ演じる喧嘩屋のファッションがカッコいいんだこれが!
筋肉質の締まった身体に、シャツとレザージャケット。
顔は見ないでね!(ブサイクだけど勘弁ね!)
顔は気にしないでね!(顔デカイけど勘弁ね!)
って思いながら、僕もこういうファッションに憧れて赤っぽいフェイクレザーのジャケットを着ていたんです 笑。
思いのほか周りからも好評で。
褒められるとさ、イケてると思っちゃうじゃん? 笑
自分のファッションのお手本ってなんだろう?と考えたとき、好きな俳優やミュージシャンのファッションスタイルに影響を受けることが多いかも。
ブラピの例のように。
恥ずかしい思い出のひとつ「もふもふコート」。
高校生の頃、冬用のコートを買いに彼女とお店をまわってました。
でも、小さな街なのでロクな洋服屋なんてないんです💧
なんとなくイメージしてる、カッコいいコートなんてどこにも売ってなくて。
当時は、「Pコート」が何となくだけどオシャレだった時代?
売ってるのもそんなコートばっかり。
それ以外はもう、ジャンパーになっちゃう 笑。
フと見つけた真っ黒なコートがあったんです。
何故かわからないんですけど、それがカッコよく思えたんですよ。
あのねぇ、色は黒で、モフモフの毛並み(ワンちゃんの毛みたいな?)、動物の毛皮コートみたいな感じ?
あ!いわゆる「ミンクのコート」みたいな感じかな?
笑笑笑
何故これを着ようと思ったのか?
彼女は大反対。
でも僕はへそ曲がりで頑固なとこがあるので、これを着ようと思い込んでいた。
そんで、彼女とケンカですよ 笑。
まあ隣でこんなの着てる彼氏は…確かに恥ずかしいかw
結局どうしたかというと、買いました。
その頃から、自分が納得する行動に忠実だったので💧
そして、自分では意気揚々と学校に着ていったんですね。
そんなの着てるやつはもちろんいなくて、みんなが不思議がるんですよ。
どこぞの夜の世界の奴よwww
闇の帝王みたいだぞwww
なんか怖いぞwww
マダムかよwww
かっこいいじゃん!という意見…ゼロ 笑。
何回着たでしょうか?
3回くらいか?
だんだん、そのコートを着ている自分が恥ずかしくなってきて。
ほとんど着ずに冬は通り過ぎていきました。。。
「だから言ったのに!」
そんな彼女のひとことで、喧嘩が勃発したのは言うまでもありません 笑。
このように。
ファッションセンスは昔からない。。。
だから僕は、ユニクロが似合う男を目指します。