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The Korea Heraldに掲載されました。
初の個展「The Art of Jewellery」開催のご案内
こんにちは、有川一三です。このたび、私の収集した歴史的かつ芸術的なジュエリーコレクションを初めて美術館でご覧いただける展覧会「The Art of Jewellery」が、韓国ソウルのロッテミュージアムにて開催中です。
40年にわたり収集してきたジュエリーは、古代から中世、ルネサンス、そして現代に至るまで、200点以上。その中には、歴史的背景と深い美的価値を持つ作品が数多く含まれています。この展覧会を通じて、ジュエリーが持つ「美」と「感動」を多くの方々と共有したいと願っています。
展覧会の見どころ
「キリストと福音記者の十字架」
ルネサンスの巨匠ヴァレリオ・ベリが手彫りで制作した傑作「キリストと福音記者の十字架」が、今回の展示の目玉です。この作品は1515年から1520年に制作され、現存するのはわずか3点。他の2点は、バチカンとロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館に所蔵されています。この歴史的な作品を目の前でご覧いただける貴重な機会です。
ヨーロッパの皇室ジュエリー
17~18世紀のヨーロッパでは、ジュエリーは政治的象徴として重要な役割を果たしていました。カルティエやショーメ、ブシュロンといった著名ブランドによるティアラなど、当時の帝国の威厳を象徴するジュエリーが展示されています。
建築とジュエリーの融合
展覧会の空間デザインは、建築家・隈研吾氏とのコラボレーションによるものです。宝石の結晶構造をモチーフにした幾何学的なオブジェクトが、会場の入口や休憩スペースを彩ります。隈氏のインスタレーション作品とともに、ジュエリーの美しさを新たな視点で体験いただけます。
展覧会に込めた想い
「ジュエリーは単なる装飾品ではなく、私たちと地球との繋がりを感じさせる神聖な芸術品です。この展覧会を通じて、美しいジュエリーに触れ、心が癒される特別な時間を提供したいと思っています。」
展覧会情報
会場: ロッテミュージアム(ソウル)
期間: 2025年1月12日~3月16日
展示内容: 古代から現代に至る200点以上のジュエリー
ぜひ、「The Art of Jewellery」の世界へ足をお運びいただき、ジュエリーが語る歴史と美の物語を体感してください。詳しくは下記の記事をご覧ください。