2022年2月 ウィンザー城 Windsor Castle & アラン・リックマンの誕生日
1.アラン・リックマンの誕生日
2月21日(月)、推しのアラン・リックマンの誕生日でした。
数日前からロンドンのハリポタ関連の場所を訪ねたり、当日、おめでとう投稿をしたり、他の人の投稿を見たりしましたが、ぶっちゃけ誕生日というイベントに対して特に気分が盛り上がることもなく。(*'ω'*)
そもそも、故人の誕生日を祝う習慣が日本にはないので、SNSで認識した外来の文化と思っていて。推しがその日に生まれたって事実なだけで、少し引いた眼で眺めていました。
推しを愛でるのは個人的な「信仰」に近いので、皆で共有するのも実は苦手で(推しの解釈違いあるある)無理やり記念日で盛り上がるより、自分のペースでじっくり味わうほうが好きです。
そしてこれは本当の話です。
今回の英国旅行はリックマン氏の誕生日に合わせたわけではなく、後から誕生日だったと気が付きました。偶然重なったほうが嬉しいですよね。
2.ウィンザー城の周辺
さて、21日はロンドンの郊外観光地を回るバスツアーに申し込んでいたので、朝の8時からVictoria駅、近くのツアー会社前集合。
月曜日でしたが大きなバスが埋まるぐらいの観光客がいました。主にヨーロッパ、イギリス人で、アジア人はマレーシア系女性、家族、私ぐらいです。
観光バスは1時間かけ、イギリス王室の所有、1000年以上の歴史を持ち女王エリザベス2世が週末に過ごすウィンザー城に向かいます。
嵐の影響を受けて、天気は曇り&強風。予定より早く到着し、団体バス停に1番乗りだったようです。
ガイドさんの後に続いて、バス停から電車の駅、静かなショッピング街を抜けて、お城に向かいます。
私は事前にお城の下調べもせず、今回は有名な観光地にとりあえず行ってみようという軽いノリです。なので、感想は薄っぺらいです。
団体入口に到着。我々もツアーが一番乗りだったようです。
開城を待っている横でTVの中継車が。
なんと、その日の朝にエリザベス女王がコロナ陽性になったニュースが流れたそうです! 女王はウィンザー城で療養中で、TVのレポーターが城の周りから中継をしていました。
3.ウィンザー城の敷地内
敷地内に入ると各自で鑑賞。バスツアーは他の観光地にも向かうので、2時間後にバス停に帰ってくるように指示されました。
ウィンザー城を見れる時間は大体1時間半ぐらい。おそらく全てを細かく見ていたら、1日でも終わらない情報量だったと思います。
とにかく駆け足で見ていったので、実は詳細は覚えておりません…。(^o^)丿
全ての場所に、とてつもない情報が詰まっているので、全てに歴史のハイライトを見出すことができると思います。
1000年の歴史+今も王族が住んでいる特別な城、という重みがすごいです。
興味がある方は公式ページを見たり、実際に行ってみてください。
私は行ってみて、お城の印象がかなり変わりました。(^ω^)
ざっくり言うと、ウィンザー城、聖ジョージ礼拝堂、庭の3か所を見て回り、オーディオ・ガイドを聞き流しながら、混雑する前に超特急で走り抜けました。
ウィンザー城内(城の外観はOK)は写真を撮ってはいけないので、文字で大雑把な印象を伝えさせていただきます。
城の内部は、かなり「こってり」しております。
やっぱり写真の印象とはまったく違う。写真では小綺麗にまとまってしまい「狂気さ」は分かりませんでした。
外観は武骨な色でも、英国の城内もベルサイユ宮殿のような優雅で絢爛豪華なイメージを勝手に抱いていたのですが、入ってすぐの大きな広間で、それはぶち壊されました。
大広間は豪華というより「武器庫」のような部屋だったのです。
想像しにくいと思いますが、大広間は昔の「甲冑」「銃」「剣」など武器のデコレーションで隙間なく埋め尽くされていて、意図的に居心地悪くなっていました。
オーディオ・ガイドでは諸外国に武力を誇示するために、Welcomeの部屋に武器を展示をしていた説明していたのですが、何百年前の話なんですか……。それが伝統、歴史とはいえ、21世紀に入ってもWelcomeの部屋で威嚇する意味とは。と混乱し、それが今でもイギリスが置かれている立場なのか? と理解しました。
その他、見てまわった貴賓たちを迎える豪華絢爛の金箔装飾の部屋も、デザインがゴテゴテしていて、ヤンキーやデコトラ文化に通じるようなアグレッシブさを感じました。
部屋で圧迫し、最高峰の威嚇をする。
とても分かりやすい権力誇示を肌で感じ、私には刺激が強すぎました。
あまり長居をすると情報量に頭がパンパンになるので、惜しいですが、なるべく早く見学を進めました。
ナイスなお土産屋を通過し、強風だったけど外に出てホッとする。(*‘ω‘ *) 建物の外観写真を撮って、気分をリフレッシュさせます。
聖ジョージ礼拝堂は華やかな結婚式のイメージが強かったのですが、ヘンリー8世とはじめ王族の「最終的な休息所(お墓)」でもあるようです。英国教会の人間ではないのですが、敬意を表し、さすがにロウソクを灯し祈らせていただきました。
しかし、沢山の王族たちが眠っている横、その墓碑の上を観光客がズカズカ歩きます。日本には絶対にない感覚ですね。(笑)
4.ウィンザー周辺、カントリーサイド
あっという間にウィンザー城見学が終了。
バスでお城の周辺を走りましたが、敷地が広すぎて出ることができませんw
何もない緑の草原がとにかく続きます。
その後、森の中に可愛らしい民家が現れました。
そして、ガイドがジョン・レノンとオノ・ヨーコも一時期この周辺に住んでいたと説明。丁度、ウィンザー周辺が箱根、軽井沢に似ていると思っていたので、彼らが愛した場所だと納得。
5.やっぱりお土産がすごい
ウィンザー城のお土産はとてもデザインが良い。公式サイトからチェックしてみてください。日本からもオンラインで購入できます。
真っ先に選んだのが、エリザベス女王のペットのコーギーのキーホルダー。本当は中くらいのぬいぐるみが欲しかったのですが、小さいので我慢しました。