多文化・多様性理解ハンドブック

現在は、グローバル化が進んでいて、簡単に海外へ行き来ができるようになった。日本では過去と比べて、外国から観光をしに来る人が増えてきた。観光業としては嬉しいが、外国人が母国の都合で日本に移住して住む人が増えてきた。

 外国人が日本に来ると日本人に差別扱いをされる。なぜ差別扱いをされるのは、日本人と全く違う容姿、日本語を話すことができないし、日本の文化を知らないから。多くの人は日本語を話し、日本の文化に従って欲しいとのぞんている。


 両親は子供が母語と母国の文化を維持して欲しいが、日本語で話す時間が多くて、母語を話さなくなる。両親の母語を聞いて理解できるが、日本語で返事する。または、日本人に馴染むことができず、孤独になって寂しい。


 両親が学校にうまくコミュニケーションをとることができない原因で子供へ悪影響を与えてしまう。学校から連絡のプリントをもらって、たくさんの中に重要な点のあるプリントを探さなければいけない。両親は家事や子育てなどで忙しくて疲れている。しかし学校から大切な連絡があるかもしれないので、確認をしなければならない。辞典で一つ一つの単語を調べて内容を理解しようとしたら、内容は地域についてなど学校に関係ないことだった。頑張って内容を理解しようと努力したけれど無駄だった。だから学校から指示された通りに準備することができなかった。例えば、明日は遠足に行くので、弁当が必要。学校の成績に影響を与えてしまう。
 多文化・多様性な人に上手に向き合う必要がある。何かの都合で日本で住むことになった外国人が安心して暮らせるように支援をしなければいけない。異なる言葉で話してるので遠慮するではなく、孤独を感じさせないように積極的に話しかけると良い。または、相手の文化に興味を持つこと。相手の文化のことを質問されると、相手は喜んで自分の文化について熱く語ってくれる。


 日本人、正しい日本語を話し、正しい日本の文化を身につけて欲しいという思いを持つのは多くいると思う。しかし外国人は日本語を話せるが、読めない。読めるが、聞くのが苦手などそれぞれの人は日本語の能力はバラバラである。だから完璧を求めず、片言の日本語や英語でも構わないのでコミュニケーションを取ろう。コミュニケーションを取ろうすると、自分のことを考えてくれてるねと孤独感をなくし、安心することができる。


 相手の文化を理解して、言葉や習慣の違いを超えて、コミュニケーションを取ろうとする意識を持つ。それができると、多文化・多様性に柔軟に対応ができるようになれる。世界の人々と仲良くなると、自分と相手の考えを交換して、新たな考えや柔軟な思考が生み出せる。または、海外旅行の時、現地の情報を知って、現地にいる友達が案内してくれる。狭い枠からどんどんとネットワークが広がっていき、自分の人生がさらに豊かになれる。
 

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