クラウドワークス社のチーフデザイナーに就任しました

この記事は、2018-10-05に他ブログで書かれた記事の転載です

こんにちは。クラウドワークスの上田です。

10月1日を以て、クラウドワークス社のチーフデザイナーに就任しました。

※クラウドワークス社には、社名と同じ名前のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」があります。誤解を避けるため、この記事ではサービスとしてのクラウドワークスを「crowdworks.jp」と呼んでいきます。

クラウドソーシングサービス「crowdworks.jp」のプロダクトデザイン統括責任者として、プロダクトのあるべき姿を考えて、実際に具現化へと導くお仕事です。また、crowdworks.jpを始めとした複数のプロダクトを束ねる「プロダクトDiv.」という部門のボードメンバーの一員になることで、よりプロダクト事業や組織の運営に「デザイン」を取り込むミッションを担います。

クラウドワークスのUXデザイングループの体制としては、組織マネージャーの新(アタラシ)と、デザイン統括責任者の上田は、夫婦のような関係で運営することになります。

デザインを経営に取り込む

クラウドワークスは、2012年に crowdworks.jp をリリースし、3年で東証マザーズに上場という短期間での急成長を遂げ、現在も成長を続けているスタートアップ企業です。一方、急成長の背景で、短期的な利益を優先する施策に多くのリソースを割いてしまった代償もあり、プロダクトのレガシー化や、ユーザーファーストな文化を形成できていない状況がありました。

かくいう自分も創業期にクラウドワークスに入社したメンバーの1人であり、もっと早い段階で手を打つべきだったなと反省は大いにあります。

そんな中で、2016年10月にデザイン組織を小さく発足させ、当初のただの外注先のようなデザインチームから、開発チームの一員、プロダクトマネジメントの一員、事業運営の一員とボトムアップでデザイナーの立ち位置を進化させ、プロダクトの運営や新規プロダクトの立ち上げにおいてデザイナーは欠かせない存在へと変わってきており、デザインカンパニーへの道のりを着実に進めてきました。

何をやるの?

crowdworks.jp の体験をよりよくしていくために、

・crowdworks.jp のデザイン戦略の構想と執行
・デザイン文化のさらなる醸成
・デザイン組織ブランディング

など、やるべきことはいろいろあると思っています。クラウドワークスを、デザイン文化のしっかり根付いた会社へと進化させていき、ユーザーによりよい体験を提供するための施策をどんどんやっていきたいです。

crowdworks.jpとは、低賃金の仕事のマッチングサイトではなく、企業の新しい人材調達の手法であり、人の自由な働き方を実現するためのインフラを目指した概念です。クリエイターのダンピングの問題など、社会的な課題を抱えたサービスだということは自覚しており、そういったことにも向き合ってカイゼンしていきたいと思っています。

最後に

一緒にクラウドワークスをデザインカンパニーに変えて行きたい、一緒に走ってくれる仲間を募集しています。

crowdworks.jp 以外にも、新規事業のフィークルや MUFG と提携して開発を進めているクラウドマネーなど、続々と新しいチャレンジも仕掛けていくので、ご興味を持ってくださった方は、お気軽にご連絡ください!

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