スポーツチームで働くということ その壱
B.Leagueが2016年に開幕して以来、バスケット界は盛り上がり、八村塁選手、渡邊雄太選手のNBAの活躍もありさらなるステップアップの段階に来ている。
そんな中たくさんの人に聞かれたり言われることがある。
みんなキラキラした目をしており、
憧れ!かっこいい!という印象を持っている。
そーんな仕事を余す事無く紹介します!
その第1弾!どんな仕事なのかを紹介!採用の部分とかも含め・・
※B.Leagueファンの方はここでページを閉じることをおすすめします
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はじめに
この質問に回答をすると、
ここは3択かなーと思っている。
B.League の求人に応募する
知り合いに紹介してもらう
チーム(スタッフ)に直談判する
主には上記でほとんどが当てはまるだろう。
特に2. のリファラルが多い感覚はある。
なぜか!?
それは一言でいうとチーム側からすると、『パフォーマンスが未知数の人を雇うリスクが半端じゃない』からだ・・・・
理想をいえば、チームも多種多様なメンバーを雇い『仕事が楽しい!こんな素晴らしい環境で仕事をできて嬉しい』『スポーツの世界へようこそ!なんて素晴らしい業界なんだ』と100人/100人中言わせたいだろう。
ただ現実としては、チームはリーグで勝ち抜かなければいけない中、スタッフにはお金が回らず、少ないスタッフで、相当な業務量をこなすことになる。
業務と言っても様々で全く自分の興味のない分野、直接的には成果につながらない仕事が回ってくる。そして自分のやりたいことはどんどん後回しに。。
なーんてことはよくある!
その中でお客様、スポンサー様には、クレームの無いよう、そして満足してもらえるような、エンターテイメントを提供し続けなければならない。
➡失敗など許されず、成果を求め続けられるのだ
つまりこの状況で、
人を採用したが、
・主体的に動けない
・想像と違った
・すぐにやめる
というような人には気が回らないし、そもそもそんな業務を教える人いないし、採用に出費も嵩むし、そんなお金ないし。。。。採用自体がチームのリスクになるというのが現実だ。
じゃあどんな人が採用されているのか
スポーツチーム経験者
主体的に動ける人
前職などで圧倒的な実績がある人
ビジネスサイドに興味がある人(精通する人)
その他あるが、こんな感じだ。
じゃあ今働いている人は何なんだ?
実際はスポーツチーム経験者の採用が圧倒的に多い。
そしてその人達はなかなか歴が長い!
なんでそんなに長くできるの?この仕事を?
そもそも一般社会に出て、全くセットされていない、『0から1』を産み出し続ける仕事はなかなか味わえない。
今のB1クラスであれば別かもしれないが、そのチームのある地方では常に前例の無いことを実施しなければならない。
挙げればきりがないが、こうした問題に取り組むためにいろんな資料を準備したり、いろんな人と話をしたりと、ゴールは見えるが、ここに辿り着くまで途轍もない労力を使う。
このようなことを楽しめるかどうかだ。
そこには
『地元が大好きだから』
『この地域の方に喜んでもらいたい』
『このチームが好きだから』
などの様々な想いがある。
まとめ
正直な話、『好き!』という気持ちだけでは、成り立たない仕事であることは間違いない。
でもこれは普通の仕事でもあること。
特にエンターテインメントという領域なだけに、表面のきらびやかな世界の裏には、泥臭く動き続けているサポートメンバーがいる。
その人達の想いは本当に強く、なんとしてもチーム、地域を良くしたい。こういった想いからスポーツチームが成り立っているという事を忘れてほしくない。
そして仕事に関しても、成功すると嬉しさもとんでもなく大きい。その中で支えてくれる人々との絆は一生モノで、本当に人の暖かさを感じる仕事でもある。
結論、僕はそんな仕事が大好きでした!
次回
なぜスポーツチームから離れたのか?!
スポーツチームに働くことのリスクを正直にお伝えできればと思います!前提として、僕は働いてすごく良かったと思っていますがね笑
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