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酒場で見つけた新しい希望(フィクション)
昨晩、タポツと飲んでいたら、ナオコからLINEが来た。
「今から酒飲も?」
俺は既読スルーした。ナオコと飲むと、何となくヤバいことになる気がするんだよな。
ムチムチ体型でお尻が大きいナオコは、俺にとっては危険な存在だ。どんぴしゃすぎるんだよね、なんだか。
でも、タポツは興味津々だった。
「行こうぜ!俺、最近ムラムラするんだよなぁ」
俺は呆れて、タポツに酒代を奢ってやった。彼はいつもそんな感じで、失業中の俺にたかる存在だ。
酒場に着くと、ナオコは既にカウンターに座っていた。彼女はミニスカートを履いて、ムチムチの足を組んでいた。その格好がセクシーすぎる。
「お疲れ様〜」 ナオコが声をかけてくれた。
「久しぶりだね。元気?」 俺はニコッと笑って答えた。
「それにしても、ナオコはセクシーすぎるんじゃないのか?」
俺が言うと彼女は照れくさそうに笑った。
「そんなことないよ。でも、ありがとう」 そう言って、ナオコはビールを注文した。
タポツもビールを注文したんで、俺はジュースを注文した。
酒は一滴も飲めない俺は、酒場でジュースを頼むのが恥ずかしいと思っていたが、もう慣れたものだ。
タポツが何かを探すような目をしだした。
「何か、探してるの?」 俺が聞くと、タポツはにやりと笑った。
「ムラムラしてるんだよ!!」
俺たちは大笑いした。彼のオープンさが面白い。
でも、俺は心配だった。タポツはそろそろ女性との出会いに本腰を入れた方がいいと思うんだ。
「もう少し頑張れば、きっといい女性に出会えるよ」
俺が励ますと、タポツは真剣な表情でうなずいた。
「ありがとう、俺もそう思うんだ。でも、なかなか難しいんだよね」
その時、ナオコがポツリと言った。
「私、友達紹介してあげるよ」
俺たちは驚いた。 「え、マジで?」
ナオコはにこりと笑って答えた。
「うん、マジで。私の友達、ムチムチ体型でおっぱい大きいよ」
タポツは目を輝かせた。
「おお、それは期待できるな!」
俺はニヤリと笑った。
「でも、ナオコはどうするんだ?」
彼女は軽く肩をすくめた。
「私は、男なんかいらないし、酒飲み友達で十分」
俺たちは大笑いした。ナオコはいつも明るくて元気だ。
「そういえば、俺も女性との出会いには興味があるんだけど、どうしたらいいかな」
俺が口を開くと、ナオコは真剣に答えた。
「SNSとかマッチングアプリとか、今は色々な方法があるよ。でも、あまり期待しすぎない方がいいかも」
そう言って、彼女はビールを飲み干した。
俺たちは、もう若いわけじゃないけど、一緒に飲んで笑って話すことで、少しずつ前向きな気持ちになっていく。
「今夜はありがとう、ナオコ」
俺が言うと、彼女はにこりと笑って答えた。
「いい酒飲めたわ。また一緒に飲もう」
そう言って、彼女は酒場を出ていった。
俺たちはまだしばらく飲みながら話をしていた。
タポツは明日からのアルバイトの話をしていたけど、俺はただ飲んで、何も考えずにリラックスしたかった。
俺にとって、ナオコは刺激的な存在だ。
でも、今はまだ彼女とどうこうなりそうな気配はない。
それでも、酒場での彼女との会話で、何か新しいことを見つけた気がする。