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UFOにさらわれた友人②救出編
俺たちは、タポツを救うために様々な手段を考えた。まずは、UFOを追跡する方法を模索した。宇宙空間を飛ぶ船を手に入れることはできないか、あるいは地球から宇宙空間を観測するシステムを開発することはできないかと考えた。
しかし、どちらも容易なことではなかった。そもそもUFOの正体や動力源などは未知のものであり、追跡することは至難の業だった。また、宇宙空間を観測するには膨大な費用や技術が必要であり、それを持っているのはごく一部の国家や企業だけだった。
そこで、俺たちはあきちゃんの力を借りることにした。あきちゃんは怪談師であるだけでなく、超常現象にも詳しい人物だった。彼女にUFOの情報を集めるよう頼んだ。
あきちゃんはそれまでの人生で多くの超常現象を目撃しており、UFOの目撃情報も多数持っていた。彼女はそれらの情報をもとに、UFOの活動パターンや行動範囲を推測し、結果を俺たちに提供してくれた。
俺たちはUFOが降り立った場所を特定した。それは、地球からかなり離れた宇宙空間にある惑星だった。そして俺たちは、タポツを救うために出発することを決意した。
俺たちは、宇宙飛行士になるための訓練を受け、必要な装備を揃え、そして宇宙船を手に入れた。そして、いざ出発。俺とあきちゃん、ナオコの3人は、UFOが降り立った惑星に向かって、宇宙を旅することになった。
しかし、そこに辿り着くまでには、様々な困難が待ち受けていた。宇宙空間の放射線や微小隕石の衝突、または飛行中のトラブルなど、危険な状況に陥ることもしばしばだった。
しかし、俺たちは決して諦めず、タポツを救うために必死で旅を続けた。
そして、数週間後
目的地に着いた俺たちは、地球とはまったく異なる惑星の光景に圧倒された。しかし、俺たちが求めるのは、ここにいるはずの友人、タポツだった。ムチムチ熟女星人にさらわれた彼を探し出す。それが俺たちの旅の目的だった。
俺たちは、惑星の住民たちに、地球人を見なかったか?と訊いて回った。そして、ある酒場で情報を得ることが出来た。その情報を元に、俺たちはある閑静な住宅街へ向かった。そして、ついにタポツに似た男を発見することが出来た。
彼はとても元気そうで、ムチムチ熟女星人たちと共に幸せに暮らしている様子だった。
「タポツ?」と、俺は彼に問いかけた。
男は笑って言った。
「ああ、そうだ。でも、ここでの名前は『タコス』って呼ばれてるんだ。」
「え?なんで?」と、俺が聞くと、彼は教えてくれた。
「それが彼女たちの得意料理だからさ。でも、美味しいからいいんだよ。」
男、いや、タポツ、いや、タコスは、ムチムチ熟女星人のひとりと一緒に暮らしていた。彼は、UFOにさらわれたことを最初は恐れていたが、やがて彼女と心をかよわせ愛が芽生えた。そして、一緒に暮らすことを決めたという。
タポツが愛する彼女の方はというと、地球人を実験対象に選んだことを後悔していたが、しだいにタポツが持つ男の部分に惹かれていき、彼を愛してしまった、とのことだった。そして、彼を地球に帰すべきか、とても悩んでいた、と語ってくれた。
しかし、タポツは「俺はここが好きだから、もう帰らない」と言い、俺たちの見てる目の前で、彼女にディープキスをした。そして、俺たちの申し出を断った。
俺たちは悩んだ。
しかし、タポツの決断を尊重することにした。
彼が幸せに暮らしているのであれば、それでいいと思った。今の彼は好きなものを食べ、好きな女性と一緒に暮らし、宇宙を旅している。それは、彼が地球にいたときよりも充実しているように見えた。
タポツは幸せを見つけたのだ。
俺たちは、帰りの船内で、いつも一緒にいたタポツのことを思い出し、笑いあった。
それ以来、タポツのことを話し続けている。彼がいたころのこと、彼がいなくなってからのこと、そして彼がムチムチ熟女星人にさらわれたこと。それらの話をするたびに、俺たちは彼との思い出を振り返り、彼との時間を楽しむことができた。