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アルゼンチンの監督養成学校で学んだ1番大切なこと

※写真はガブリエル・ミリートが講義に来た時のもの。一人だけ死ぬ気でメモを取っているのが僕です(文化の違い?)

アルゼンチンで監督養成学校に通い始めてから3年目を迎え、最後の年となりました。現在僕は「CONMEBOL(南米サッカー連盟) A」というライセンスを所持していて、今年修了すると「CONMEBOL PRO」と呼ばれる最高位を取得することになります。

アルゼンチン国内は現在でもロックダウンが続いており、まだしばらく解除になる雰囲気はありませんので、全ての学校は閉鎖されています。監督養成学校も同じく、今年はオンラインで授業が行われています。

そんな中、先日授業を受けていたとき、「サッカー指導者にとって1番大切なことは何か?」という点で、アルゼンチン人たちの主張で共通していることがあることに改めて気が付き、そういえばビエルサ(アルゼンチン人名監督)も同じことを言っていたな、と思ったので、今日はそれらのことをまとめたいと思います。

もうすぐ終わりか…と考えると非常に感慨深いですが、残りの期間しっかりと彼らから学びを得たいと思います。


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「サッカーを知る」とは何か?

本題に入る前に、サッカー指導者にとって、「サッカーを知る」とはどういうことなのか。僕もこのテーマについては考えたことがあります。もちろん正解はたくさんあるのだと思いますが、先日年配の講師(日本にはない歴史を知っている年配の方からサッカーを学ぶことが出来るのが歴史ある国でサッカーを学ぶことの利点です)が言っていた言葉が個人的に深かったです。

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指導者にとって「サッカーを知る」とは「トレーニングを知る」ことだ

これはトレーニングさえ出来れば良いとか、トレーニングメニューを多く知っていれば良いとか、そういうことではなく、もっと本質的に、(広義な意味で)トレーニングによって選手やチームを向上させることが出来る指導者が、つまりサッカーを“知っている”指導者だ、という意味の言葉でした。

プロ、アマ、大人、子供、全ての領域におけるサッカー指導者に言えることだと思います。サッカーを深く理解していないと、絶対に良いトレーニングをすることが出来ないですし、人を長期的に成長させることなんて出来ません。

では、そのために何が必要か?と彼が言ったのが「クリエイティビティ」でした。サッカー指導者はクリエイティブでなければならない。日本の年配の方からはなかなか聞かないような言葉です…。クリエイティブでないと良いトレーニングは出来ない。肝に銘じておきたいです。


指導者にとって何が1番大切か?

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