【告知】 オンライン座談会|井筒陸也×河内一馬:『サッカーを「書く」』
初めて彼の文章を読んだとき、これは何か「普通のJリーガー」ではないなと、そう感じました。『敗北のスポーツ学』という哀愁の漂うタイトルをつける井筒陸也が書く文章からは、サッカーをプレーするということに対する大きな苦しみや、葛藤のようなものを感じ、それからしばらくして彼が『プロサッカー選手を辞める』とメディアで突然発表したとき、僕は「Jリーグが新しい領域に入ったな」と、なぜだかそう確信したのを覚えています。
その後運よく出会うことができた僕らはこれまで、サッカーというものを軸に