見出し画像

改めて自己紹介をさせて頂きます!!

おはようございます!
流しをさせて頂くと驚くほどたくさんの出逢いがあり、ブログも読んで頂いていると方々でお声を頂きます。
お忙しい中、本当にありがとうございます。

画像7

と言いつつも、なかなかご挨拶もできず歌って終える日も多いので、数ヶ月に一度、こちらで自己紹介をさせて頂いております。
いつもご覧頂いている方には繰り返しとなり申し訳ないのですが、今日はそんなブログでお付き合い頂けると嬉しいです!!

画像7

熊本出身の、ギターが大好きな音楽少年

私は稲田一馬と申しまして、流しをやっております(それは知っとる)。
元々音楽が好きで、11歳〜16歳までミュージカルをやっていて、その頃ギターに出逢い、ステージに立つおもしろさと魅力を知りました。

だけどミュージカルをやり続けたいというよりは、ミュージシャンに憧れて、自分も音楽だけで生きていきたい!という夢を抱きました。

画像2

BO GUMBOSというバンド、特にボーカルのどんとさんという方に憧れ、私もこんな人になりたい!と思い、同じ道を辿るべく京都大学を目指しました。

しかし実力がまったく足りず、一浪しても二次試験すら受ける権利がもらえず(足切り)、でも関西にだけはどうしても行きたくて、19歳で大阪へやってきました。

一度だけ、音楽の夢を捨てたことがある

在学中も音楽の夢は潰えることは一度もありませんでした。
だけど長男だし、大学まで行かせてもらえた親からの願いと音楽界の厳しさに直面し、当時も長かった髪の毛を切り、夢を捨て、卒業後は営業マンとして就職しました。

画像3

しかし会社や上司とうまく馴染めず、芯には"音楽で生きていく!"という夢が残っていたのもあったのか、2年で退職。
親の期待を裏切り、新卒という好カードを捨て、あの時ほど自分自身を嫌いになったことはありませんでした。

鳴かず飛ばずのライブ時代

大阪に居座り、アルバイトしながら音楽活動を行いました。

画像4

曲を作り、睨み付けるようにライブを行い、関西関東北陸北海道また中国地方と全国各地を巡り、20代後半はライブを年間90本以上行なった時期もあり、CDも作り、とにかくアルバイトとライブに明け暮れた生活を行なっていました。

しかし手応えを感じるものがなく、30代に突入し、年齢に対する後ろめたさが急浮上してきました。

画像6

これはやばい。焦りばかりが募る日々。
もがくように歌い、足掻くように曲を作り続けましたが、納得のいく結果は出ませんでした。

6年間のライブ活動を全部投げ捨て、流しへ

2017年。当時32歳。
やばい、まじで終わる。

画像6

たぶんこのままライブ活動を続けても、何も変わらないまま40歳、50歳になって人生が終わっていく。
奇跡など起こらない。これが音楽の世界。そしてこれが夢ではなく現実。

こんなに苦しい思いまでして結果の出ないライブなんて、そもそもやり続ける意味あるのか。
いつしかライブをやること自体が嫌いになっていきました。

画像8

そこで振り返りました。
そもそも何が問題なのか。何が原因でどうしてこんなに苦しくて、そして元々自分は何がやりたかったのか。

てか本当に私は音楽が好きなのか。
周りの影響だったり、憧れのミュージシャンに引っ張られすぎてるだけで、実際は音楽が好きではないんじゃないか。

画像9

そしてもし”音楽が好きじゃなかった”という答えが出れば、10代から今まで描いていた夢や理想像、そしてこれまでの日々を全部否定することになる。

つまり、11歳〜32歳までの21年がすべて無駄になる。

画像10

だけど私は覚悟を決めました。
過去などどうでもいい。向き合わなかった自分が悪い。

全部自分の怠慢だし、そんなことより今をなんとかしたい。大学まで行かせてもらって就職も蹴って、30代にもなってこの生活。もう耐えられない。

画像11

傷をエグるかのように自分と向き合いました。
そして気付きました。私が本当にやりたかったことは、音楽ではなく自由

音楽の世界に憧れたのは、等身大の自分をありのままに表現でき、その上でたくさんの人に喜んでもらえる姿。
憧れのアーティスト(どんとさん)は男性でありながら、ド派手な化粧と衣装で髪は金だったり緑だったり。

音楽がどうこうより、私はあの自由な姿に憧れたということに気付きました。
再び振り返り、アルバイト生活とライブ活動を見直したら、同じ音楽活動と言えどどこにも自由がないという事実が見えました。

画像12

では自由を束縛しているものは何か。
逆に言えば、ここさえ突破できれば私は本当に自分のやりたいことができるかもしれない。未来が明るくなるかもしれない。

それが"お金"だったんですね。これだなと。
なるほどここさえ突破すれば、自分のやりたいことができる。アルバイト生活も言わば生活のため、お金のため。

画像13

となれば自由とお金に結びつく方法は何だろう?と考えました。
当時はマネーリテラシーも壊滅状態だったので、読んだこともないビジネス本をとにかく読みまくりました。

そして結びついたのが”流し”です。
辿り着くまでがどえらい長かったですね。説明がへたくそで申し訳ございません。

画像14

流しだったら皆さんが知ってる歌なので、もしかしたら懐しんで喜んでもらえるかもしれない。価値ある演奏ができればもしかしたらお金を生み出すかもしれない。

しかも流しはライブと違って、時間的制約もなく共演者もいなく、歌いたい時に歌い、飲みたい時に飲むまさに自由。

画像15

これだ!もうこれにすべてを捧げよう。そして35歳までに決着をつけよう。
2年間で結果が出なかったら音楽の道をあきらめて、長い髪を切って就職しよう。

まずはとにかく曲数だ。誰にも負けない圧倒的な曲数を短期間で覚え、人と差をつけよう。

画像16

人生なんていくらでもやり直せる

そして現在。流しに転向して2年
持ち歌は640曲1ヶ月前に35歳になりました。アルバイトは半年前に辞め、なんとか独立することができました。

画像17

今が人生で一番楽しいです。胸張って言えます。
年齢の後ろめたさも無くなり、音楽だけで生きていきたい!という夢は叶いました。こと流しで言えばお客さんあってのものなので、感謝に絶えません。

振り返れば辛いこともありましたが、今思うのは人生なんていくらでもやり直せるってことですね。

画像18

夢は終わらない

そして私は次の夢があります。
それは会社を創業して、流しのBARとスタジオを作ることです。

一人でも多くの人が、音楽(流し)を通じて自由でいてほしいと思っています。
私はそんな”居場所”を作りたい。

スクリーンショット 2020-03-19 13.01.30

びっくりするぐらい長くなってすいません。今夜も流しです。
昨日メールを頂いて、明日歌ってくれないかとご連絡を頂きました。一昨日の生配信も100件以上コメントを頂き、まじで泣けます。

あの時本当に自分と向き合って良かったです。そしていつも本当にありがとうございます!!

画像23

さあ今日は祝日ですが、もっと練習して曲覚えて、次なる夢を叶えるために精進します。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。がんばります!!

画像20


CD視聴・販売はこちら!

出張流し受付中!

歓送迎会や忘年会、宴会から結婚式まで。ご希望の方はこちらからぜひ!!

出張流し202007


いいなと思ったら応援しよう!

稲田一馬(Kazuma Inada)
これからもぶっ飛ばします。良かったらぜひ!