インフルワクチンとオフィスおかん
2020年11月、コロナ禍において2つの新たな福利厚生施策を実施することにしたので、その内容と目的をまとめます。
■コロナ禍における経営概況
コロナ禍においてありがたいことにJMの業績は順調に推移している、どころか計画を上回る勢いで推移しており、このままいけば昨年に対して約10%程度の増収となる見込み(本当にありがたいことです)
コロナによって人々の衛生意識が高まり、うがい薬やのどスプレーの需要が例年になく高まっていることが主な要因。そのおかげで例年であれば冬場は落ち着くはずの生産が、今年は年末年始まで立て込んでいる状態だ(本当にありがたいことです)
■2つの福利厚生施策
このような状況下、今年は「インフルエンザワクチンの接種」を会社で費用負担し、会社で接種の機会を設けることとした。また、社内で100円でお惣菜を購入できるサービス「オフィスおかん」の導入することとした。
いずれも「健康夢提案企業」(医薬品の供給を通じて社会を明るく元気にすると同時に社員も明るく元気に働ける会社)の実現を目指すための福利厚生として導入を決定した。
コロナ禍でインフルにかかることのダメージは個人にも会社にも大きく、今年は例年以上にインフルに警戒してもらいたいということでインフルワクチンの接種を。また繁忙が続く中で、土曜日の出勤や残業などが頻発する中で、社員には少しでも健康的な食生活を(時短で)送ってもらいたいということでオフィスおかんの導入を決めた。
■メッセージとしての福利厚生
自分自身は福利厚生という言葉自体はあまり好きではなく、福利厚生が充実した会社であるということを会社のPRポイントにするつもりはない。しかし、「メッセージとしての福利厚生」は重要だと考えるにいたった。
いくら「社員が明るく元気に働ける会社」を目指すと声をあげたところで、その想いを感じてもらわなければ意味がない。社員エンゲージメントを高めるための組織改善には数年来取り組んでいて、一定の成果があがっているものの、組織改善自体は社員一人一人の活動によってなせるものなので、結局やるのは自分たちでしょ、となりかねない。
経営者として本当に「健康夢提案企業」を目指していることを、態度で示すには、働く環境の整備や社員の教育などに実際に投資することなのだと思う。ぜひ、このメッセージが一人でも多くの社員届くように社内へ発信していきたいと思う。
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