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「夢・志」ハラスメント?!

ジャパンメディックでは年に2回全社員会議(通称:ステップ会議)を行っています。コロナ禍になってからは社内でオンラインで実施していましたが、今回は久しぶりに全社員集まって開催することが出来ました。

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今回の会議のメインイベントは「夢・志ワークショップ(通称:Step by Stepワークショップ)」でした!!

具体的には①自分年表を作成し、自分の大切にしていることの棚卸し②社員3名による夢・志パネルディスカッション③パネルディスカッションを受けての内省、という3ステップを実施しました。

ワークシート

私はこれまでの経験から、強い組織の条件として
①組織としてベクトルが揃っている(目的や目標が共有されている)
②個人の高いモチベーション
③チームワーク良さ(助け合いの精神)
この3つが重要と考えてきました。

最近は、前提として、「個人のベクトル(=夢や志、やりたいこと)が明確」であることがめっちゃ重要だと思っています。

そもそも会社は、①やりたいことがある個人がいて、②やりたいことが明確な会社のなかから、③自分のやりたいことができそうな会社を選ぶという順番で成り立っているはずです。

しかし、働いていると会社のやりたいことの実現のためにやらされていると感じるようになることがあります。会社の中では会社のやりたいこと(ビジョンや計画・目標)が発信されることが多いので、会社のやりたいことを実現させるために個人がいるように錯覚させてしまうのだと思います。

高度経済成長期には会社のやりたいこと(=世の中の不足を埋めて、経済成長させる)に貢献することで個人のやりたいこと(=経済的に安定した生活)が実現できるというシンプルな構図だったと思います。

経済成長を遂げた日本という国では、もはや経済的に安定した生活はある程度所与のものとなっています。そんな中で幸せな人生を実現するためには、「何のために自分の人生を使うのか?」=「自分のやりたいこと」=「自らの夢・志」を明確にして、それに向けて自分の人生を自ら選択していくことが必要だと思います。

そんな話を社員のみなさんにさせてもらったうえでのワークショップ・パネルディスカッションでした。

パネル

ところが、パネルディスカッションに登壇してくれた社員が「夢・志って苦手なんですよね~」という第一声でしたwww
(なんて心理的安全性が高い素敵な会社なんだ!!と自画自賛)

では実際、その人がなんとなーく無気力に毎日を過ごしているのかといえば全くそんなことはなく、話をきいていくと「一緒に働くメンバーなど自分の身の回りの人が楽しく働ける環境をつくりたい」と素敵な志を語ってくれました。

「あなたの夢はなんですか?」「あなたの志はなんですか?」
このように聞かれると、「重い」「うざったい」「そんな大層なものは持ち合わせていない」と感じてしまうけど、「夢・志」ってもっと身近なものでいいんだよね、、、、「夢・志」は大事だけど、ハラスメントにならないように伝えるにはどうしたら良いのでしょうか???

経営者として新たな課題を感じることができた、とても良いワークショップでした!!




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