「やらないこと」を決める
「収入を上げたい」
「理想の自分に近づきたい」
そう思ったとき、あなたはどんな行動をとりますか?
・労働時間を増やす
・スケジュールを詰め込む
ほとんどの人がこれをやります。
1年は365日、1日は24時間
脳みそは1つ、腕も足も2本
これは変えられない事実であり、限られた資源です。
今の自分を変えて何かを成し遂げたいという人間が、
スキマ時間を使い、疲れきった脳みそで考え、果たしてうまくいくのでしょうか。
冷凍庫の奥の方に5年間放置してある冷凍ピザがあったとしたら、
もはや容量を圧迫しているだけのゴミです。
何か新しいことを始めるにあたり、まずやるべきことは
「やらないことを決める」
ことです。
買い物かごを空けておかなければ、新しいものは入れられません。
両手が塞がっていては、チャンスを掴めません。
樹海にいては方向感覚を見失い、出口が分からなくなります。
時間も体にも視界にも、最低限のあそびが必要です。
・上司との付き合い
・形だけのミーティング
私生活でも仕事でも、見直すべき箇所があると思います。
必要だと判断したものでも、本当に減らせないか、必要だと思い込んでいるだけではないか、今一度考えてみてください。
たとえばこんなものです。
食事はとりすぎていないか
1食減らすだけで、「食事の準備」「食べる時間」「あと片付け」の時間が削減できます。
メンタリストのDaiGoさんなどがオススメしている16時間断食(1日の食事の時間を8時間以内に収める食事方法)も有名で、実践している人も多いかもしれませんが、これはダイエットだけでなくビジネスにも効果的です。
食事は、消化で集中力が落ちるため、仕事には向きません。
1日3食しっかりとるという人は、2食に減らすことを検討してみても良いと思います。
家事はあなたがやるべきか
あなたが本当に何かを成し遂げたいのであれば、それなりの対価(時間や労力)を用意する必要があります。
今は便利な時代で、掃除も洗濯も買い物も、家事代行に頼むことができます。
これを「もったいない」という人がいますが、果たしてそうでしょうか。
大会社の社長は、給料を払って秘書などに事務仕事を任せますが、それは自分にしかできない仕事に集中するためです。社長がスケジュール管理のために1日何時間も使っては、その下で働く多くの社員が困ります。
高い給料をもらって誰でもできるような仕事をしては、もはや罪です。
それなりに大きな野望を持つ人であれば、時間の棚卸しは絶対にすべきです。
「対価は払いたくないが、夢は叶えたい」
というのは虫がよすぎます。
自分の野望に敬意を払い、見合った”対価”を準備しましょう!
今日も最後までお付き合いありがとうござました。
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