プレゼン成功率を５倍にする方法
突然ですが、あなたはプレゼンは得意ですか？
・良いアイディアであるはずなのに全然賛同してもらえない
・自分だけが盛り上がっている
・企画がそもそも通らない
・商品の良さが伝わらず契約できない
こんな方に読んでほしい記事です。
今回は感覚的に理解していただきたいので、僕の作り話にお付き合いください。笑
アメリカに飛んで行きたい男
飛行機のない時代に、あなたはアメリカに行く夢を持っていたとします。
アメリカの方角へ向かってみたものの、海があって渡れないことに気がついたあなたは、”飛べる機械”を作る決心をしました。
ある日、友人に聞かれます。
「君の夢は？」
「アメリカまで飛んで行くことだよ。手伝ってくれない？」
そうあなたが答えると
友人は頭を傾げて言います。
「無理だよそんなの」
ネジを作る男
飛年後、あなたはネジを作っています。
すると、友人に
「何をしているの？」
そう聞かれました。
あなたは答えます。
「だからアメリカに行こうとしているんだよ」
友人は、
（こいつはとうとう頭が狂った)
そう思い、どこかに行ってしまいました。
プロペラを作る男
さらに数年後、あなたは飛行機につけるプロペラを作っていました。
もうボディの形は完成しています。
そこへ友人がやってきました。
友人は目を見開き、完成しつつある大きな機械を見上げます。
「何してるの？」
なんてもう聞いてきません。
「これ、本当に飛べるの？」
あなたは答えます。
「飛ばすよ。絶対に」
その日から、友人はあなたの夢を心から応援してくれるようになりました。
友人が町中にこのことを広め、さらに仲間が集まり、お陰で作業は何倍もの早さで進みました。
いかがでしょうか。
あなたの計画があまりにかけ離れた場所にあると、人は理解することさえ諦めます。
友人は、アメリカとネジがあまりに遠すぎて、イメージができない状態だったわけです。
現代では当たり前に存在するiPhoneもCGもメタバース（仮想空間）も、最初は誰も理解できなかったはずです。
とはいえ、何かを成功させるには、同じような熱意を持った協力者が必ず必要になります。
協力者を得るポイント
・相手の想像力を理解し、その１、２段上の階段を用意する。
・そこにみんなで行ったら、さらに上の階段を用意する。
・自分の思い描くゴール地点まで、ジャンプせずに行ける階段を用意する。
飛行機ができたなら、宇宙ロケットも想像ができるわけです。
月に行くことができれば、火星に行くことも想像できてしまいます。
今は、「移住」なんて声も聞こえてきますよね。
友人からの最初の質問で
「火星に移住しようと思っているんだ」
なんて言ったら、その時点で友達はどこかへ行ってしまったかもしれません。笑
まとめ
プレゼンのポイントは、相手にイメージさせることです。
「もしかしたらできるかもしれない！」
そうワクワクさせなければ、あなたの夢は夢のまま終わってしまうかもしれません。
熱意があるあなたの脳はバリバリに動き、必要知識も備わっているかもしれませんが、相手はそもそもエンジンすらかかっていない脳の状態。キャパ以上のことをイメージさせられるだけでもストレスです。
自分のアイディアが離れすぎているかもしれないと思ったら、必要な階段を用意するようにしましょう。
僕は普段プレゼンはしませんが、必要な階段を用意するようにしてから、仕事の成約率は格段に上がりました。
ぜひ、意識してみてください。
本日もお付き合いありがとうございました。
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