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OpenLibertyをDockerで動かす

Dockerインストールに関する記事の続きです。よくLibertyを使用するため、今回はDockerでOpenLibertyを動かす方法を解説します。

事前準備


Dockerインストール

↓の記事を参考にDockerをインストールしましょう。


VSCode(任意)

ファイルの編集にVSCodeを使用します。
wingetでインストールする場合は以下のコマンドでインストールできますが、winget経由だと右クリックメニューに追加されないため、私は公式サイトからexeをダウンロードしてインストールしています。

winget install Microsoft.VisualStudioCode


プロジェクト作成


適当なフォルダを作成してVSCodeで開き、ターミナルを表示します。直接ターミナルを開いてもokです。
ここではdocker-libertyというプロジェクトを作成しています。

Dockerfile作成


Dockerfileを作成します。本来はserver.xmlやwarを配置しますが、今回はとりあえず起動を目標にするためシンプルにします。

FROM open-liberty:kernel

EXPOSE 9080 9443

RUN configure.sh


ビルド


↓のコマンドでビルドします。liberty-appの部分は好きな名前を指定できます。Docker Desktopが起動していないと動かないので注意してください。

docker build -t liberty-app .

↓のような画面が表示されればOKです。

起動


↓のコマンドで起動します。liberty-appの部分はビルド時に指定した名前と同じ名前を指定します。

docker run -d -p 9080:9080 -p 9443:9443 liberty-app

アクセス


↓のURLにアクセスして問題なく起動されていることを確認します。
http://localhost:9080

Docker DesktopのContainersから、起動したコンテナのportをクリックしてもアクセスできます。

簡単ですが今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。



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