中央公園 ♪ごもくやさん 生き物通信♪ 第16回(再)
こんにちは。ごもくやさん生き物撮影係の中田です。
まるで梅雨が戻ってきたかのように、雨降りが続く毎日で、朝夕の生き物観察もままならず。
こういうときは「困ったときの壁頼み」。
生き物通信・第16回はぐずつく天気の中、壁や窓で出会った生き物たちをお届けします。
雨降りが続いても、生き物暦は前に進みます。夜、灯りに誘われて飛来する昆虫たちも顔ぶれが多彩になってきました。この日、朝まで居残っていたのはミヤマカミキリ。中央公園の森では最大級のカミキリムシです。
雨降りの日こそ活発に動く生き物もいます。カタツムリはその代表選手。この日はコベソマイマイが壁をのんびり這っていました。
昆虫酒場がオープンすると、樹液に集まる比較的大きなガが登場します。ハグルマトモエはその代表選手。
この日、窓ガラスに止まっていたハグルマトモエは、右の羽の先端が千切れていました。鳥に捕まり、命からがら逃げのびたのではないかと想像します。
壁にはこんな住人も。石と石の隙間や、排水パイプの中にニホントカゲが潜んでいることがあります。
写真はまだ模様が縞々で色が青い、若きニホントカゲ。キョロキョロと辺りを見渡した後、排水パイプに潜り込みまし
(2022年7月19日公開)
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