「悩みがある限り、前に進んでいる」-intee就活体験記-
こんにちは。山口大学 理学部に所属している4年生です!
山口県在住の国立理系大学生ですが、東京のベンチャー企業に内定承諾しました。
Inteeさんにお世話になり、inteeさんに紹介された起業に就職することになりました。
私が就職活動で、何を学びどう考えたか、を皆さんにお話しできたらとおもいますm
●●●●●初めに●●●●●
まず自己紹介しますね。
僕は山口大学 理学部に所属している大学生です。
昔から、比較的勉強は嫌いではなかったので、大学院に行こうかなとは思っていたのですが、就職に決めました。
就職するなら「東京」これが僕の考えでした。
その理由は2つです。
・ビジネスマンとして成長したいと思っている人は東京に行くと思ったから。
・のちに話す東京での1週間で、「ネットの情報は全国にあっても、日本の最先端の『視覚による情報』は東京でしか掴められない」と思ったから。
そんな僕が、どう就活を乗り切ったのか、お話できればと思います。
※僕は、就活期を通して、ベンチャー志望だったので、同じような気持ちの方はぜひ目を通してみてください!
●●●●●大学時代にやってきたこと●●●●●
あまりベンチャー企業というのは、ESだったり、適性検査はないのですが、オープンESを大企業に内定を貰った先輩に見てもらい、1つ作っていました。
その時に使っていたガクチカを3つ見せようと思います。
・大学時代、サークルを創設し、それなりに大きくなったので、ESに使っていました。
→私は、自分がやりたいと思ったことは愚直にやり遂げます。具体的には、サークル創設・運営に本気で取り組んだことです。大学入学後、自分の思い描いていたサークルがなかったので、創設しようか迷っていました。周りの人に相談すると、そんな無駄な事しない方がいい、と笑われました。しかし私は、昔からどんな無理難題も自分がやりたいと思ったことは愚直にやり遂げることを大切にしていたので、自分の力で創設する事を決意しました。その後、多種多様の課題を乗り越え、今では150人規模のサークルにまで育っています。そして、一緒に頑張ってきた友達には、自分も勇気を貰っている、と感謝されました。このとき、私の行動は、周りの人が挑戦しようとしているときに、一歩を踏み出すきっかけになっているのだなと身に染みて実感しました。そのため、現在も、自分の挑戦したいと思ったことは、執念深く最後までやり遂げる事を大切にしています。
・1年の夏にフィリピン留学にいったので、それも使っていました。コロナ直前でした。
→自らの留学経験を活かし、留学を目指す学生を支援する活動に本気で取り組みました。私は1年生の時、1ヶ月間フィリピンに短期留学に行きました。その後、留学支援団体創設の話を聞き、自分の留学経験をぜひ活かしたいと考え、創設に携わりました。しかし、メンバーの中で短期留学は自分1人だけで、自分の居場所が無く劣等感を覚えました。そんな中でも、運営メンバーであり、参加者の目線で新鮮な意見を言うことは自分にしかできないと考えました。具体的には、ミーティングでは参加者目線で意見を言って、イベントでは参加者と同じくらい楽しむことを意識しました。その結果、イベントの満足度は、20人以上参加したイベントでも満足度98%と高い評価を得られ、先輩メンバーにはこの団体には私のやる気が必要だと言ってもらえました。この経験から、チームの中で自分の役割を見つけ、実行することの大切さを学び、現在も意識し、行動しています。
気を付けたのは、「自分にしかない体験はなんなのか」と「どう表現するか」です。
前者に関して、NPOに入ったり、起業したり、長期留学したり、いわゆる「強いガクチカ」と言われる経験を持つ人には、そういった結果だけでは勝てません。
だから、大した経験でなくてもすごく見せる技術「自分にしかないその経験からの学びと成長」に焦点を当てました。
逆にいうと、どんだけ強いガクチカを持っていても、僕であれば留学に行ったとしても、前述した内容がなければ、全く面接官には響きません。
というのも、会社に入れば、自社の製品をアピールするのに、その製品の質が良くても営業能力が無ければ売れないからです。
就活生も一緒です。自分自身を商品だと思って、面接官に売り込む、営業をする、これが就活です。
僕はそこを意識するようにして、「面接官が欲しい人材とはどんな人か?」を常に考えることで、面接に通過率があがりました。
後者に関して、前者と通ずるところはありますが、言葉のセンスはとても大事です。理系だったこともあり文章は苦手だったので、得な文系の先輩にESの仕上げは手伝ってもらいました。
●●●●●就職活動の軸●●●●●
私が就職活動で特に軸としていたのは5つです。
①ITベンチャー企業
②「みんなが素直に生きられる社会」を実現できる会社かどうか
③将来、起業家になれるくらいの実力を最短でつけられる会社かどうか
④がむしゃらについていき、尊敬できるレベルの高い先輩がいるかどうか
⑤海外展開を視野にいれているか
②については、学生時代の経験や、これまでの経験から、「素直に自分がやりたい、楽しいと思ったことをみんなができる世界こそが、自分の求めている世界で、そういった人たちと一緒にいることが幸せだな」と感じたので、100%とは言わなくても、自分のこの思いに合致するビジョン・ミッションを持っている企業に入りたいと思っていました。
④ぼくは年上や先輩が大好きなので、あこがれる先輩がいるかどうか、というのも自分が頑張れる必要条件だと思い、これを軸に入れていました。
●●●●●感想●●●●●
本当に就活はやってよかったな、と思いました。
就活していると、色々な社会人のお話を聞くことができます!!
本当に就活向いているんだろうか?
自分は就職できるのか?
どんな悩みでも、なぜか一大学生にしっかり答えてくれます。
新卒就活生は、社会人と無料で話せるという特権があります。
その特権を生かすも殺すもあなた次第です!
自分が将来何をしたいのか、どうなりたいのか、本気でぶつかった人だけが、就職活動に成功すると、僕は思います。
だから皆さんにも頑張ってほしいです。
ぜひ僕が就職活動をどう過ごしたか、最後まで見てほしいと思います。
宜しくお願いします。
「夢は叶える。」それではどうぞ。
●●●●●なぜ就活することにしたのか●●●●●
化学を専攻して、大学で勉強をしていました。理科が好きだったからです。
僕が大学で化学を学びたいと思った理由は、学歴が欲しかったからではなく、単純に「化学」という学問を学びたかったからです。
「化学が好き」とみんなに言っていたら「大学院にいけば?」と言われることもありました。
しかし、僕はその選択をしませんでした。
基本的に大学院に行っても、みんな修士課程で、卒業します。
博士課程(4年制大学が終わってから,5年行かないといけない)で卒業する人はほとんどいません。
もちろん化学を勉強したいという思いもありましたが、ビジネスで挑戦することも諦められませんでした。
27歳で卒業する博士課程では、ビジネスに飛び込む年齢があまりにも大きすぎると思い、大学新卒で、ビジネスの世界に飛び込むことにしました。
●●●●●3年前期●●●●●
3年生の6月に就活を始めました。まさにインティーに所属してたくさんセミナーを受けました。
あと、「ベンチャー企業に入りたい!」と思っていたので、バリ活とジョー活という就活エージェントに入りました。
そこからとりあえずインティーのセミナーに参加したり、企業を紹介してもらったりしていました。
この頃は、エージェントさんからきた連絡を1ヶ月後に返すなど、だいぶスピードの遅い学生でした。
ところで、「ベンチャーしかないっしょ!」ってゆう考えだと危ないと思い、広い視野を持ちたかったので、ベネッセコーポレーションさんを始め、いろいろな大手企業のインターンシップにも参加しました。
色々気づきはありましたが、感じたのは「俺はやっぱベンチャーだな。大手には堅苦しいと息苦しさがある…。」ってゆうのが答えでした。
●●●●●3年後期(10月から1月)●●●●●
9月にジョー活さんの1週間東京宿泊ツアーに参加しました。
宿泊費は無料で、交通費・諸費用は実費というツアーでした。
そこで色々な企業さんと出会い、面談のお時間をいただけるなど交流しました。
それから帰ってきてから、東京で働くことへモチベーションも出てきたので、本格的に就職活動を始めます。
まず、コミュニケーションに慣れる為、いろんな企業の面接に行くことにしました。
これまでも何個か面接を受けていましたが、ここじゃん!ってゆう企業はあまり見つかりませんでした。
しかし!!!
11月くらいに初めて「めっちゃここいい!」って思った企業に出会いました。
フラッグシップオーケストラさんというベンチャー企業でした。
見事に準備不足でお祈りされましたmmm
その時感じたのは、とにかく各企業をメモでまとめてすべての面接に一貫性を持って挑むこと。
そしてもう一つ、「自分に合う企業は探せばあるのかもしれない!」という希望でした。
●●●●●3年後期(2月から3月)●●●●●
それからというもの、とにかく色んな企業の説明会にいくようにしました。
就活中はおそらく100社は企業の選考を受けたと思います。
1日2個説明会、2個面接、2個ESなどの提出物に加え、昼間の研究室生活に、深夜バイトと、寝る間を惜しんで就職活動に励んでいました。
そんな中、inteeさんのマッチングイベントで、P社とB社に出会いました。
まずB社、「ベンチャーのおもしろさ」で意見がマッチし、選考を受けることに。
一次面接を順調に通過し、二次面接を受けましたが、連絡が1ヶ月来ず,,,
「もうだめかな...」と思っていた矢先、合格の連絡が...!
最終面接を組ませていただくことになり、COOの代表と話すことになりました。
~~~僕の面接必勝法は、以下の3つです。~~~
①オンライン面接開始から最高のはじける笑顔
②思いをとにかく伝え続ける情熱
③自分の話しだけでなく、逆質問の時間以外も面接官に興味を持ち、こちらからも質問
の3つでした。その気持ちが伝わったのか、
当日中に内定をもらい、就職活動初の内定を3/15にもらいました!
とても嬉しかったですが、他の企業も受けていたので引き続き就職活動再開。
一方同じくマッチングイベントで出会ったP社とも話が合いましたが、
「選考受けますか?」とお誘いがなかったので、
「たぶんいらないんだろうなー」と思い、選考を受けませんでした。
しかし、inteeのメンターのいわさんから、説明会行ってみたら?と言われ、
説明会にいくことに、、、。
「あー!お久しぶりです!」と僕のことを覚えてくれてて、説明会中も色々なお話をすることができました。
そして、一次面接は、面接官いわく「感覚」で通過し、
社長と最終面接をしました。面接中に、
「性格診断で、キミは傲慢って出ているけどどう思う?」としっかり本性がばれており、
多分落ちるだろうなー。と思っていたら、なぜか内定。www
そんな欠点を認めた上で、内定をくれたP社にとてもほれ込みました。
「ここなら、10年働ける。じぶんがこの会社を大きくするんだ!」と思えました。
※※※一方そのころ、V社も最終的に内定を貰っていて、それについて話そうと思います。
>実は、3月上旬にV社のインターンシップに参加しており、非常に手応えがありました。
>しかし、かなり特殊な業種で、かつ高学歴採用という難関であったことから、
>「どうせ僕は無理だろう」と思っていたところ、
>インターンシップでとにかく目立ちたいと暴れまくった行動が評価され、
>数回の面接を終えて内定...www
>3社の中でどれにしようかと悩みました。
●●●●●4年(内定まで)●●●●●
本当は、B社とV社が一番学べる社員や機会し、色々な事を吸収して成長できる場であることは分かっていました。
しかし、なんなんでしょう。
「未知数が多い」というか...(笑)
そもそもベンチャー企業に行きたい!っていう時点で、
「多くの学びがある企業」よりも「全てをその会社に駆けて挑戦したい」という欲の方が、自分の中では優先されるべき要素でした。
だから、ここまできて、「多くの学びがある」という基準で会社を選ぶくらいなら最初から大手企業にいくべきだ、ということで、B社とV社を蹴りました。
そして、P社に入社することを決めました。
大きな決断でした。
でも私が最後にP社に決めた決め手は
「どんな不幸があったとしても、会社が倒産したとしても、この会社に決めた自分に後悔することはない」
そう思えたからです。
●●●●●就活を終えて●●●●●
みなさんに私が伝えたいことは1つです。
どんだけ周りに劣った会社でも、どんなに親に言えない会社でも、誰に反対されようとも、
「あなた自身が後悔しない」
と断言できるのであれば、その選択肢は紛れもない正解です。
必ずそこにつきすすんでください。
なぜなら、「後悔しない」と自責できる選択であれば、それが間違いだったとしても、もう一度やり直そうと思えるからです。
他責にしていたら、間違いだとわかってしまったときに、人に言い訳して前に進めません。
前に進めなくなった人間は、「動物」と同じです。
あなたが、社会に貢献する方法は唯一「前に進むこと」です。
頑張ってください。
●●●●●これから就活を頑張るみんなへ●●●●●
これから就職活動をする人に、私が「これをすればよかったな」と後悔していることを3つ言います。
1.もっとレスポンスを早くすればよかった
メールの返信スピードなど、ESに取り掛かるスピードなど、とにかく早め早めに動く意識がもっとあれば,もう少し変わっていたかなと思っています。
1.企業の見つけ方をもう少し知っておけばよかった。
基本的に、inteeさんと他3社のエージェント経由で、面接・説明会を受けていました。しかし、3.4月になってwantedlyで応募をしてみたり、ベンチャー専用サイトに登録してみたりと、他の方法で起業を探し始めました。企業は全国に400万社あるらしいです。なので、もう少し企業を探す方法に幅を持っていたらよかったなと思っています。
1.もっと2.3年生で行動すべきだった...
自分は幸いにも、フィリピンに留学経験がありそれを就活でいう事ができました。もちろんガクチカのインパクトは大切ですが、それ以外にも色々就職活動的な動きをすればよかったなと思っています。長期インターンなど。
就職活動を楽しめ、っていう人もいますけど、正直きついこともあります。
でもあなたは前に着実に進んでいます。前に進んでいる人にしか、壁は訪れません。
あなたが悩める限り、前に進み続けています。
頑張ってください。