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【実際のデータ大公開!】英検2級の合格点・合格ラインは?たった500円で一次試験合格できる勉強法まで徹底解説!

みなさんこんにちは!かずまです!
今回のテーマは「英検2級の合格点・合格ラインは?」です。
私は10年間プロの塾講師として多くの生徒を指導させていただき、合格へと導いてきました。その知見も含めて、徹底的に英検を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。一緒に合格をつかみ取りましょう!


1. 英検は何問正解すれば合格できる?

実は英検には何問正解すれば合格できるというラインが公表されていません
1問あたりの配点も公表されていないため、何問合っていれば合格点に届くのかというのを知ることも難しい試験です。
そうは言っても、直前の模試や過去問で何問くらい合っていれば合格できるのか知りたいですよね!
そこで、今回僕が独自に集めたデータをもとに、
「ズバリ〇問!」とお伝えしたいと思います!

2. 英検2級のレベルは?

英検2級のレベルは「高校上級レベル」です!
学年で言えば、高校2年生で習う英単語や英文法がメインで出題がされます。
高校2年生のレベルでは小中学生では受験できない!?と思うかもしれませんがそんなことはありません。

出題形式は全て「マーク式」です。
ライティングの部分で記述をする部分があるものの、僕がみてきた子の中にも小中学生で合格した子もいます!
小中学生の方にもぜひ挑戦していただきたいのが英検2級です!

3. 英検2級の問題構成は?

英検2級ではリーディング・ライティング・リスニングの3つのパートで構成されています。それぞれの問題構成は以下のようになっています。

出展:2級の試験内容

筆記試験が85分、リスニング試験が約25分で構成されています。
英検準2級との大きな違いは「長文の量」です。
個人的に準2級と2級には結構幅があるように思います。
とにかく文量が多すぎて、時間内に解ききれない…という子も多くいます。
後のパートで具体的な勉強方法を解説していますので、参考にしてみてください!

4. 英検2級で出題される単語は?

英検2級で出題される英単語の量は5000語程度と言われています。
先述のとおり、リーディング部分については英語を見て日本語がわかれば良いため、必ずしも英単語が書けなければならないというわけではありません。
ただし、英単語は知っていれば知っているほど良いに決まっているため、できるだけ多くの英単語を覚えておきたいところです!

5. 英検2級の合格点は?

英検2級の合格点はずばり一次試験1520点/1950点、二次試験460点/650点、合計1980点/2600点です!
英検2級は一次試験と二次試験に分かれています。
一次試験の合格ラインである1520点を超えて二次試験に挑戦し、その上で460点を超えていれば合格という仕組みです。

また、注意が必要なのは、だからといって「76%くらい取れれば良いんだ!」と思わないことです!
実は英検の採点方法は少し特殊で、1問あたりの点数が異なります。
つまり、同じ10問正解の人でもどの問題が正解していたかによってスコアに差が出てしまいます。
英検では、正答数でスコアを算出できないようになっているため、どの問題がどのくらいの点数なのかも公表されていません。
「じゃあ、何割取れば合格できるの!?」って思いますよね。
そこのところを徹底解説していきます!

6. 【英検2級】合格者データを大公開!

今回は特別に膨大な私が指導した合格者データの中から15個の事例を紹介したいと思います。こちらはあくまで一例ですので、以下のような得点を取らなければ合格できないというわけではありません。

※データの公開には許可をいただいております。

まずはおさらいですが、英検2級の問題は、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4つで構成されています。
内訳はリーディング31問、リスニング30問、ライティング2問、スピーキング6問です。
(2024年5月から新形式にリニューアルされたことで、リーディングの問題数が38問→31問、英作文の問題数が1問→2問となりました。上記のデータはリニューアル以前のものになります)
また、ライティングとスピーキングについては、〇か×かという判断ではなく、スコアで評価されます。

ご覧にいただきたいのは、オレンジ色で塗りつぶしてあるデータです。
オレンジのデータの2人は、リーディングの正答率は同じ63%ですが、実際のCSEスコアはGが526点、Hが509点16点もの差があります。
これが、先に説明した「1問あたりの点数が違う」ということです。
正答数が少なくても、他の子よりもスコアは高いということが起きるのが英検です!

次に緑色で塗りつぶしてあるデータを見てみましょう。
一次試験のスコア合計が「1543点」と中々のギリギリで合格をし、その後の二次試験のスコアも合わせると合計「2065点」で合格したパターンです。
この子の場合は、リーディングが42%・リスニングが37%しか取れていませんが、ライティングが81%もあったため、結果として合格となりました。トータルの合格スコアを意識して、うまく勉強をしていくことが大事と言えるでしょう。

7. 英検2級の合格点・合格ラインは何問正解?

英検2級に確実に合格ラインは一次試験で「正答率57%」です。
もう少しわかりやすくすると、リーディングとリスニングで61問中34問は正解しておきたいところです!(ただし、ライティングが70%を切るようであれば、もう少し欲しいです)
そして、私のこれまでのデータからすると、リーディングとリスニングで「25問正解」が合格のギリギリのラインです。
ライティングで80%以上取れる自信があれば、リーディングとリスニングは25問ほどの正答数でも合格できると思います。
ライティングは採点が難しいですが、最低でも50%は切らないようにしましょう!
もちろん勉強をするときは、このギリギリのラインではなく、あくまで合格ラインである57%を目指しましょう!

8. 最短最速で英検2級に合格する勉強法

英検2級に合格するために必要なことは2つだけです!
ズバリ、「英単語の暗記」「演習問題」です。

英単語は先述の通り、「英語⇒日本語」がメインです!
もちろん、ライティングのことまで考えれば、「日本語⇒英語」にできるとより良いです!
ただし個人的には、ライティングに必要な単語量は限られていて、ライティングにはライティング用の英単語や熟語を覚えるべきだと思っています。なので、まずはリーディング用に英語⇒日本語ができるようにする、その後にライティング用に必要だと思われる英単語や熟語を書けるようにするという練習をおすすめします。

おすすめのテキストは定番の「でる順パス単」です。

英検2級 でる順パス単

②演習問題

英単語をある程度覚えることができたら、次は演習問題です!
経験上、演習問題をたくさん解き、その問題を1つずつ完璧にしていくのが一番の近道です!
特に既に文法は学校で学んでいるという高校生は、文法書を1から勉強するよりも、とにかく演習問題をいくつも解くのをおすすめします
英検2級の問題はいくつものパートに分かれているため、それぞれの傾向を把握しておくとより効率的に勉強できます!

おすすめは「英語試験対策.com」の「英語検定2級 類似問題20」です。

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・英作文の添削をLINEでサポートしてくれる

過去問をやるのも良いですが、どうしても量が少ない…
6回分しかないのに加えて、全く同じ問題はもう一度出題されることはないのでちょっと物足りない気がします。
「類似問題20」は20パターンも類似問題を解くことができるので、この類似問題に出てくる英単語や英熟語をくりかえし勉強すれば十分です!

自分で英検対策をしようとすると、
①文法書(1500円くらい)
②単語帳(1000円くらい)
③過去問(1000円くらい)
合計3500円くらいしますが、このテキストは全部コミで2500円なのでコスパも最高です♪
合格判定シート付きなので、自分の実力を知りたい方にも良きです。

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英検2級のリーディング・ライティングパートは次の5つに分かれています。合計で最低でも57%、つまりリーディングだけで18問正解を目指しましょう!

・【大問1】短文の語句空所補充(17問)
・【大問2】長文の適語補充(6問)
・【大問3-A】Eメールの長文問題(3問)
・【大問3-B】長文問題(5問)
・【大問4】英文要約
・【大問5】質問に対する英作文での応答

■短文の語句空所補充(15問)【大問1】

出典:2024年度第1回英検

大問1は空欄に入る適切な英単語を選ぶ問題です。
私の経験上、文法がわからなければ解けない問題は少ししか出ることはなく、英単語の意味が分かれば解ける問題がほとんどです。
文章量も比較的多くなく、英単語さえわかれば解ける問題ばかりですので、ここは点数を取りたいところ。
「17問中・10問以上正解」を目指しましょう!

■長文の適語補充(6問)【大問2】

出典:2024年度第1回英検

続いて、長文に含まれる空欄に適切な文章を当てはめる問題です。
このパートのコツは、「全部読まない」ことです!
英検2級は長文が多く出題されるため、時間との勝負になります。
できるだけ効率よく解きたいので、ここではできるだけ全文を読まずに解答するようにしましょう。
空欄の前後だけを読めば答えられるパターンが多いので、関係のない部分は気にせず流し読みでOKです!
これも、訓練が必要ですので、とにかく多くの模試を解くようにしましょう!
「6問中・3問以上正解」を目指しましょう!

■Eメールの長文問題(3問)・長文問題(5問)【大問3-A】【大問3-B】

出典:2024年度第1回英検
出典:2024年度第1回英検

長文を読んで設問に答える形式のパートです。
文の量も多いため、先述の通り、全部をしっかり読もうとしないのがコツで
す!また、設問を先に読んでから、本文を読むようにしましょう!
そうすることで、本文を読みながら「ここは設問に関係がないな」と判断しながら読み進めることができます!
特に、3-Bは2級の中で最も難しいパートです。他のパートで点数を稼いでおき、「半分くらい正解していれば良い」くらいの気持ちで解けるとベストです!
3-Aは「3問中・2問以上正解」、3-Bは「5問中3問以上正解」を目指しましょう!

とにかく2級は長文が命です!
長文の勉強方法は以下を意識してみてください。

①単語・熟語はその都度暗記。
 長文の復習はとても学べることが多いです。わからなかった単語や熟語は
 ノートにまとめておくことで、「自分だけの単語帳」を作りましょう。
 英単語テキストをやるのも良いですが、自分が覚えているところにも時間 
 をかけてしまうのがデメリットです。長文を解いて、覚えきれていなかっ
 た単語&熟語だけをまとめておき、後から何度も見直すことで、効率よく
 暗記を進めていきましょう。

②英文が読める≠問題が解ける
 英文が読めても読解力がなければ正しい選択肢を選ぶことはできません。
 「なぜその答えになるのか?」をちゃんと復習しましょう。

③長文はいきなり上達はしない。結局は量が大事。
 「どこを読み飛ばし、どこをしっかり読むのか」のセンスはとても大事で
 す。それは一朝一夕でどうにかなるものではなく、少しずつ身に着けてい
 くもの。毎日少しでも英文に触れ、慣れていきましょう。

■ライティング問題【大問4】【大問5】

出典:2024年度第1回英検

先述の通り、大問4の要約の問題は2024年から新形式として新しく追加されたパートです。
ライティングが苦手な子にとっては、ライティングの問題が増えるのは辛いですよね…
もちろん過去問にも載っていないため、どう勉強すれば良いかわからない…という方も多いと思います。

(ちなみに先ほど紹介した「英語検定対策.com」の20パターンの模試は全部この新形式に対応しているから本当におすすめです!市販のテキストのどこを探しても20パターンの新形式の模試なんてどこにもないです!)
(推しすぎて疑われるかもしれませんが、お金をもらっている訳ではありません笑 むしろほしいくらい笑)

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話をもどして…
ライティングの問題のコツは以下の3つです。
①かんたんな日本語を作る
②使える英単語・熟語をインプットしておく
③模範解答を覚える

①かんたんな日本語を作る
多くの子は、英文を作る前の日本語の段階で失敗してしまっています。
例えば、
「この店はいつもにぎわっています」
という日本語を考えた場合、多くの子は「にぎわっている」という英単語を必死に思い出そうとします。
しかし、その英文を
「いつも多くの人々がこの店に来ます。」
に変えたらどうでしょうか?
今まで習った簡単な英語だけで文章を作れるはずです。

②使える英単語・熟語をインプットしておく
たくさん英単語や熟語を知っていても、いざ英作文となると思い出せないものです。
そこで僕はいつも「英作文用の引き出し」を持つように言っています。
英作文ではこの英単語や熟語を使う!とあらかじめ決めておくわけです。
英作文でよく使えるものをいくつか紹介します。

③模範解答を覚える
これが一番手っ取り早いです。
模範解答をしっかり読み、その文章を覚えておくこと。
その文章は別の問題が出された時でも使えることが多くあります。
文章そのままでなくとも、模範解答の言い回しを覚えておくだけでもとても意味があると思います。
逆にこれをしなければ、英作文を解いても、いつまでたっても上達しない気がします。

次に英検2級のリスニングパートを見てみましょう!
こちらは3つのパートに分かれています。

・【大問1】会話の内容一致選択(15問)

・【大問2】文の内容一致選択(15問)

■会話の内容一致選択(15問)【大問1】
大問1は会話文です。
選択肢も放送で流れ、1回ずつしか放送されないため意外と難易度高めです。
大問1に限った話ではないですが、リスニングにおいては「捨てる勇気」が
必要です。
よくあるのが
1つの問題に時間をかけすぎる

次の問題に追いつかない

焦る

本来解ける問題も解けない
という現象です。
100点を取りに行くわけではないため、どの問題は捨てて、どの問題で点数を取るのかという意識が大切です!
ここは「15問中・8問正解」を目指しましょう!
7問は捨てて良いということです!

■文の内容一致選択(15問)【大問2】

出典:2024年度第1回英検

大問2は会話ではない英文が流れ、それに対する問題が後から出題されます。その英文の内容として最も適切なものを選ぶ形式です。長文とまではいかないまでも、なかなかの長さの長文が出題されるため、ついていけないことが多いです。

あらかじめ選択肢を読んでおき、放送に備える訓練をしましょう。
一言一句、日本語にできなくてOKです。
上記の場合であれば、
1 大きな波がダメージ
2 子供のために作られた
3 たくさん待たなければいけない
4 ツアリズムが増えた
くらいの適当さで大丈夫です!
ここは「15問中・8問正解」を目指しましょう!

リスニングの勉強法としては「ディクテーション」がおすすめです!
ディクテーションとは、文章を目で追いながら音源を聞くという勉強法です。リスニングの演習問題を終えたあと、必ずこの復習をしてください!

リスニングはとにかく復習を適当にしてしまう子が多いです!
しかし、リスニングこそ復習が命!
必ずやるようにしましょう!

まとめ

①英検2級はリーディング&リスニングで57%以上を目指すべし!
 合格ギリギリラインは25問/61問中正解!(ただしライティングによる)
②リーディングは大問1で10問、大問2で3問、大問3=Aで2問
 大問3-Bで3がベース
 リスニングは大問1で8問、大問2で8問がベース
③勉強は英単語と演習問題 特に演習問題は数をこなす!

リーディングの演習問題はとにかくコレ!
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