スローライフを味わう in ピクトン【ニュージーランド放浪旅10】
ニュージーランドの首都ウェリントンからフェリーで南島へ行き、
一番最初にたどり着く港町ピクトン。
ボクはこの小さな町で4日間過ごした。
前回の記事はこちら
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終始リラックスできる環境だった。
都会特有の常に鳴り響く騒音、至るところに張り巡らされた猥雑な広告。
人混みを避けながら歩く際に生じる細かいストレスもここではほとんど感じなかった。
この町に住む住民も皆リラックスした印象で、穏やかな雰囲気が漂っていた。もちろん全員とまでは言わないが、いずれも人当たりはよく大抵は皆フレンドリーで優しい。
有名なスポットらしい場所はあんまりないけど、寧ろそこがいいなと感じた。
何もしない贅沢を味わう。
常に行き急ぐような勢いで移動しなくたっていい。
大勢の観光客でごった返しの有名SPOTへ行くよりも、ボクはローカルな場所の方が肌に合ってる。まるでスタンプラリーのような勢いでガイドブックに乗ってる場所を巡ることに嫌気がさすようになった。実際に行ったものの期待を上回らないと感じた場面が何度かあった。
それこそ何も考えず海沿いや公園でのんびりと過ごすのもいいし、ボクの場合はカメラを持ってるので町内の至るところで写真と動画を撮って、PCに取り込んでから編集作業を行う時間に充てる。
今まで日本の自宅にいる時は全然集中力とモチベが上がらず、何もやる気が起きないと感じたことが多々あったけどここなら自然とモチベが上がる。
やはり人は何か行動を起こす時や何らかの取り組みを行う際は環境を変えないと益々ダメになってしまうんだなと感じた。
町を歩いてる中、何件かカフェやハンバーガーショップなど幾つかのレストランを目にしたものの一軒も寄らなかった。
物価の高さもそうだけど、どうも今ひとつ「ここで食べたい」という欲が湧いてこなかった。それよりもスーパーで調達した食材を使って自分好みの料理を作って食べた方が満足感は高く安上がりなので、ボクは自炊を好んで食べることが多い。
前回の記事で載せた写真と重複してしまうかもしれないが、あえて載せておきます。
この時滞在していた宿で同じ日本人の青年と出会った。
ワーホリビザを使ってニュージーランドに来た日本人男性で過去にオーストラリアワーホリを経験しており、その他にはクルーズ船の船員として世界中の国々を渡りながら働いてたとのこと。現在はピクトンのカフェで働いてると話していた。
この時点でボクよりも優秀で且つ適応力の高さを感じた。
今まで出会った留学生やワーホリの人達を見て共通するのは、
日本以外の国で活動したい・何らかの目的というか野心があって、それに向けて一生懸命行動してる人達が多い。もちろん人によるけど、あくまでもボクが過去に出会った人達はいずれも日本でバリバリ働いて且つボク以上に凄まじい勢いで行動して経験を積んでる人ばかりだった。
話をする中で色んな生き方があるというか、色んな考えがあるんだなぁと感じた。
4日目が経ち、ボクはチェックアウトを済ませ宿を離れた。
居心地は良かったけど、これ以上いると怠けてしまう。
次の目的地はブレナム。当然この街へ行く際もヒッチハイクで向かう。
次はどんな出会いが待ってるのか、楽しみ。
というわけでこの辺で終わりにします。
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