異世界的な岩石群・デビルズマーブルズ
”本来なら訪れるはずのなかった場所”
マウントアイザで出会った人達とのキャンプを終え、一気にノーザンテリトリーへ突入。ここにたどり着くまで数時間。オーストラリア、マジで広い!
前回出会った人達とはテナントクリークと呼ばれる何もない小さな町で下ろしてもらい、モーテルに泊まり、翌朝そこからヒッチハイクを開始した。
待ち続けること1時間、一台の車が止まった。
乗っていたのは白ひげと白髪が非常に似合っている初老のオージーだった。
道中オーストラリア内陸部のことについて事細かく説明しながら南下していった。赤土のことや、「蟻塚(Ant coLony)を見せてやるよ」といって路肩に停まり、実物の細長い形でできている蟻塚の構造について色々教えてくれた。(途中「中身見たいべ?」て言って思いっきり蟻塚の上部を蹴っ飛ばした時は衝撃だった。)
1 ひたすら真っすぐな道: スチュアート・ハイウェイ
ほんっっと真っ直ぐだった。
車内で撮った写真。
左にはザ・ガンと呼ばれる大陸縦断列車が通る線路がある。
2 不思議な岩石群
今回の旅でまさかこの場所へ訪れることができるとは思わなかった。
オーストラリアで行ってみたい場所の一つであり、ロードトリップをしている方の動画を見て自分も行ってみたいと思っていた。しかし基本的には車でしか行けない場所であり、ツアーバスで行く手段もあるけどかなり高額なので、ヒッチハイクか又はその他の手段で、自力で行くしかなさそうだなと内心厳しそうだなと感じていた。
しかし、こんな簡単に訪れることができるとは思わなかった。
圧巻だった。
なぜこの位置・この形を保つことができているのか、今でも謎の岩石群だった。
どんな嵐でも、どんなに強風でもこの岩はずっとこの場所にそびえ立っていた。なぜ倒れないのかは今でもよくわからないらしい。
面白いことにこの辺り一帯にはWI-FIスポットがあった笑。
基本電波が入らないので、この辺りでネットが繋がるのは非常に助かる。
SOSの際は大活躍なのではないでしょうか。
道中訪れた山岳地帯。これぞオーストラリアですね。
3 大陸真ん中の都市:アリススプリングス
ようやく大きな街に着くことができた。
ここまで乗せてくれたおじさんに感謝し、僕らは別れた。ホンマ楽しかった。
この時宿泊したホステル。
近所のスーパー。他にもColsやウーリーといった大手のスーパーはあります。※Kマートというホームセンター的な店もございます。
スーパーで買った65¢のパスタとトマトペースト、オイルサーディンで作ったトマトパスタ。しかし麺がクソ不味かった笑
たまたま宿で運営していたバーで頂いた5ドルのビール。超絶染み渡った。
あとはシャワーを浴びてTシャツを手洗いして、翌日のウルルへのヒッチハイクに向けて準備するのみ。
翌日、あれが最後のヒッチハイクになるとは当時思っていなかった。
次回「念願のウルルへ」
続く。
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